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>>1231

・気が付けば適温相場 日米株、再び高値圏、持続力探る。
バンクオブアメリカ・メリルリンチの4月の機関投資家調査、
株式保有を当初設けた資産配分割合を上回る「オーバーウエート」とした投資家の割合から、
下回る「アンダーウエート」とした割合引いた値はプラス17%と、3月から14ポイント上昇。
上昇幅は16年12月以来の大きさに。

・気が付けば適温相場 日米株、再び高値圏、持続力探る。
米国の10年債利回りが3カ月物利回りを下回る「逆イールド」が生まれたのは3月下旬。
景気の悪化の予兆として市場の話題になったが、その間も株価の上昇傾向は続いた。
日米など世界で再び熱を帯び始めた市場。
きっかけは正常化への歩みを中断した中央銀行の転換。

・気が付けば適温相場 投資家に広がる楽観
今回取材した各氏とも当面、株価の上昇基調は続くとした。
一方、適温相場の賞味期限は長くて1年程度との声も。
世界で株価が急落した2018年末と比べると、確かにいくつかは前進したように見える。
米中貿易交渉では強硬な関税の引き上げはひとまず避けられた。
米中の緊張感が増せば金融市場は動揺する。
中国では景気減速に歯止めがかかり、トランプ米大統領は2020年の大統領選での再選視野に入れつつある。
今、金融・資本市場を不用意に動揺させるのは双方にとって得策ではない。市場も歩み寄りのシナリオ描く。

・気が付けば適温相場 余剰マネーが相場持ち上げ
ゴルディロックス(適温)相場はいつまで続き、どんな終わり方を迎えるのか。
過去の動きから占う。
緩和的な金融環境が適温を生み、適温を過ぎると少しの間をおいてバブル崩壊と株価の大きな調整を伴ってきた。

「1998年後半~2000年前半」ITバブル期、米マイクロソフトは99年12月に50ドル台に上昇。
ナスダック総合株価指数は00年3月には一時2.7倍(98年6月比)、ダウ工業株30種平均も2割強(24%)上昇。
当時の好景気を示すのは需給ギャップや消費者信頼感指数といった経済指標。
インフレによるコスト増など悪材料が意識されにくく。緩やかなインフレのもとでの低金利環境。
金融政策が緩和的だったため、余剰マネーが生まれIT関連株に向かった面がある。