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インドのユニコーン企業に注目するワケ
インドのユニコーン企業は、全部で13社。そのうち One97 Communications (operates Paytm)の評価額は100億ドルで、唯一デカコーン入りを果たしている。いま話題のキャッシュレス決済 PayPay(ペイペイ)にも連携されたインド最大の決済サービス事業者だ。
PayPay(ペイペイ)は、ソフトバンクとヤフーの合弁会社が提供する、バーコードやQRコードで決済を行うスマホ決済サービス。2018年に提供を開始し100億円キャンペーンで一躍脚光を浴びたが、実はその約1年前、2017年5月にはソフトバンク・ビジョン・ファンドがPaytmを提供するOne97 Communicationsに対して14億ドルという大型出資を行い話題になっていた。
さらに先日は、インド最大級のホテルチェーンOYO(オヨ)が日本の不動産業界に参入予定であることが報じられた。敷金・礼金・仲介手数料など初期費用がかからない賃貸サービスを日本で提供するとして注目されているが、OYOを運営する Oyo Rooms も、評価額50億ドルのユニコーン企業。ソフトバンクが初めて出資したのは2015年だ。
インドのユニコーン企業が見据える主な市場はアフリカや中東だと思われるが、日本市場への参入も進みつつある。アリババやテンセントといった中国IT大手の大型出資も目立ち、中国に続いてインドでも、リープフロッギング現象は加速の一途だ。また、インドの人口は2030年頃には中国を抜いて世界1位におどり出るというデータもあり、インドが世界経済に及ぼすインパクトは右肩上がりに大きくなると予測される。ソフトバンクが出資してきたインドのユニコーン企業くらいは知っておいたほうがよい。