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Oniyome Stock Exchangeの掲示板

15日迄の金利推移です。
あらゆる金利が落ちるナイフ状態になっていますが、ジャンクは下げ止まった感じなので10年債とのスプレッドは上昇傾向です。
10年債と2年債のスプレッドが一時的に逆転したことが株価を動かしたようです。今の段階では明確な逆イールドにはなっていませんが、3MTとのスプレッドはより深堀りしています。
3MTはFFRATEを無視して0.25%の利下げを織り込んでしまっているので、為替も株価もこのレベルまでは織り込み済みなのでしょう。
金利以上に急低下したのはピンクの実質金利で、ついにゼロレベルに到達しました。CPIが2%弱をキープするなか、期待インフレ率(BEI)を引き下げるわけにはいかないので、当然のことながら実質金利が低下していることになり、長期金利は実質ゼロ金利に到達しました。
実質金利がゼロからマイナスに転じた2011-13はリーマンショックからの回復途上FFがゼロ金利になった時期なので十分な長短スプレッドがありましたが、株価は安定せず激しい上下動を伴いながら上昇していました。この時期以外、10年債の実質マイナスはありません。

Oniyome Stock Exchange 15日迄の金利推移です。 あらゆる金利が落ちるナイフ状態になっていますが、ジャンクは下げ止まった感じなので10年債とのスプレッドは上昇傾向です。 10年債と2年債のスプレッドが一時的に逆転したことが株価を動かしたようです。今の段階では明確な逆イールドにはなっていませんが、3MTとのスプレッドはより深堀りしています。 3MTはFFRATEを無視して0.25%の利下げを織り込んでしまっているので、為替も株価もこのレベルまでは織り込み済みなのでしょう。 金利以上に急低下したのはピンクの実質金利で、ついにゼロレベルに到達しました。CPIが2%弱をキープするなか、期待インフレ率(BEI)を引き下げるわけにはいかないので、当然のことながら実質金利が低下していることになり、長期金利は実質ゼロ金利に到達しました。 実質金利がゼロからマイナスに転じた2011-13はリーマンショックからの回復途上FFがゼロ金利になった時期なので十分な長短スプレッドがありましたが、株価は安定せず激しい上下動を伴いながら上昇していました。この時期以外、10年債の実質マイナスはありません。