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ひとりごとの掲示板

 昨日は、イエレン次期米財務長官の承認公聴会に注目が集まりましたが、結果的には事前に報じられていた予定原稿を読み上げたのみ。質疑応答でも、まるで日本の国会でのやり取りをみているかのごとく、事前の問答集に沿った進行となりましたね。
 為替レートの件についても、これまた事前に伝わっていた全くその通りの返答。「ドル及びその他の通貨の価値は市場によって決定されるべき」との見解が示されたほか、「米国は経済的利益のためにドル安を求めない」ことが表明されています。
 24時から始まるということで、晩酌のワインもグラス1杯に抑えて待ち望んでいたわけですが、自宅のリビングルームからオンラインで参加したイエレン次期米財務長官の、入れ歯でも入れているかのようなクチャクチャした聞き取り難い英語を耳にしたのは24時30分過ぎ。
 PC前の問答集を追う目が明らかな為替レートの発言を聞き終えた後には虚脱感しか残らず、失意のままのベッド入りとなったのはいうまでもありません。為替市場のしらけた値動きがそれを物語っているようです。
 個人的には、イエレン次期米財務長官の自宅のネット環境が恐ろしく悪いのか、頻繁に映像が止まったり、映像どころか、JYの頭文字のシンボルだけが映っていたりするなど、まるでDAZNの映像がくるくる回って、折角のゴールシーンを見逃してしまった時のような虚脱感の方が大きかったわけで、せめてもの救いが、音声だけは途絶えることなく伝わっていたことでしたね。
 いずれにしても、ドル円は昨日の高値付近に観測されている輸出の売りが目立っている程度。あたかも、戒厳令が敷かれているかのようなワシントンD.C.でのバイデン米大統領の就任式を無事終えることが出来るのかどうか。市場がきちんと動き出すのは、やはり、それを見届けてからなのかもしれません。