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くるみぱん2
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>>435

崎谷氏

『従来のワクチンと遺伝子ワクチンの違い〜リアルサイエンスシリーズ』

今回は、新著『ハチミツ自然治療の最前線〜ポスト総ワクチン時代の処方箋』の要諦になる研究結果が発表されていますので、拙著のご理解を深めて頂くためにも解説したいと思います。

従来のワクチンと今回の新型コロナ遺伝子ワクチンとは、設計の違いの他、接種した私たちの反応に違いが出ることが最新の研究で明らかになりました(The BNT162b2 mRNA vaccine against SARS-CoV-2 reprograms both adaptive and innate immune responses. medRxiv preprint doi: https://doi.org/10.1101/2021.05.03.21256520)。

この報告の要点は、免疫と呼ばれる形態形成維持で最も重要な白血球の貪食作用(これを現代免疫学では自然免疫(natural immunity)と呼んでいる)が、遺伝子ワクチン(今回はファイザー製)では著明に弱まるということです。

これは新著『ハチミツ自然治療の最前線〜ポスト総ワクチン時代の処方箋』でも詳述した内容と一致しています。

従来のMMR(麻疹、おたふく風邪、風疹)、BCGワクチン接種後あるいは過去の感染においては、二回目の感染の時にこの白血球が過剰刺激(ブースト)される現象が認められています(現代免疫学では、これを「trained immunity」(ブースト免疫)と呼んでいます)(Defining trained immunity and its role in health and disease. Nat Rev Immunol. 2020 Jun; 20(6): 375–388)。

この現象は、先日の記事や拙著『新・免疫革命』でもお伝えしたように、決して良いことではありません。