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⬆北朝鮮が文在寅を本気でフルボッコ
【米、北との接触模索…国務副長官　今月訪韓で調整】
2020/07/01 05:00
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　【ソウル＝豊浦潤一】米政府で北朝鮮担当特別代表を務めるスティーブン・ビーガン国務副長官が７月上旬の訪韓を調整していることがわかった。日米韓協議筋が本紙に明らかにした。軍事境界線上の板門店パンムンジョムで北朝鮮側との接触を試み、実現すればトランプ米大統領のメッセージを伝達するという。
　今回模索する米朝接触は、韓国が仲介しているという。実現すれば、ストックホルムで昨年１０月に行われた実務者協議以来となる。
　北朝鮮が最近、朝鮮半島の緊張を高めた背景には、対北制裁を堅持する米国への不満もあるとみられる。トランプ氏のメッセージの中身は不明だが、北朝鮮に自制を求める可能性がある。
　ビーガン氏は韓国滞在中、韓国外交省の李度勲イドフン朝鮮半島平和交渉本部長と協議する。
　対北融和姿勢の文在寅ムンジェイン政権や与党の一部は、米側が韓国の対北支援方針にことごとく難色を示してきたことに反発している。李氏は６月１７日（米東部時間）に訪米してビーガン氏らと協議した際、国連安全保障理事会や米国の対北制裁に抵触しない北朝鮮・金剛山クムガンサンへの個別観光などを認めるよう求めた模様だ。ビーガン氏は引き続き、韓国が米国との連携を緩め、北朝鮮に接近しすぎることのないようけん制する見通しだ。