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ZMPとZMP関連銘柄を語るの掲示板

>水清ければ魚棲まず
【瀬戸内海「きれい過ぎ」ダメ? 「豊かな海」目指し水質管理に新基準】
12/8(日) 16:00
神戸新聞NEXT
 兵庫県は瀬戸内海の海水について「きれい過ぎてはダメ」と、水質管理に新たな基準を設けました。これまで「きれいな海」を目指して規制してきた海水中の窒素濃度について下限値を設け、下水処理場の水質基準も見直します。「豊かな海」を目指すそうですが、どういうことなのでしょう? (山路 進)
■高度成長期 排水による汚染改善向け法律や規制
 高度成長期、阪神や播磨の工業地帯が栄えた一方、工場や家庭の排水で川や海の水は濁り、水をきれいにする法律や規制ができました。
 瀬戸内海では植物プランクトンが大量発生し、赤潮が頻発。海の酸素を消費し、浜辺にたくさんの死んだ魚が打ち上げられました。
 近畿や中四国、九州の沿岸自治体は瀬戸内海をきれいにするよう求め、1973年に瀬戸内海環境保全臨時措置法が、78年には同保全特別措置法(瀬戸内法)が制定。プランクトンの栄養が増え過ぎた「富栄養化」解消に向け、「栄養塩」とされる窒素やリンの濃度も規制されました。
 排水処理技術の向上や下水道の普及もあり、海への窒素やリンの供給はどんどん減少。窒素やリン、水の汚れを表す指標、化学的酸素要求量(COD)は低下し、多い年には120件に迫った赤潮の発生は年約20件にまで減りました。
■海水浄化 漁獲量に異変
 ところが瀬戸内の漁業に異変が。年7万~8万トンほどあった漁獲量(養殖業を除く)が96年以降は6万トン台に減り、質、量とも全国屈指の養殖ノリが色落ちするように。窒素やリンは農作物肥料の主成分で海藻や植物プランクトンの栄養です。それを食べる小魚、大魚と連なる生態系に異常が起きていると指摘され始めました。
 沿岸自治体を中心に対策を求める声は高まり、2015年には国会の議員立法で改正瀬戸内法が成立。美しさを求めるだけでなく「豊かで美しい海」を目指す政策へと転換されました。
 海底を土砂でかさ上げし、岩を沈めて魚介のすみかや産卵場をつくるなどし、陸でもため池の水を抜き、海に栄養素を供給する「かいぼり」が復活。栄養豊かな池の水を海に届ける活動が広がりつつあります。
 しかし、兵庫県沿岸の瀬戸内海の漁獲量は4万トン前後と回復しません。(以下略)

  • >>26940

    ⬆水清ければ魚棲まず…ぷ
    >共に「日本」民主党
    【野党の合流「理念や政策の堅持が前提」立民 枝野代表】
    2019年12月8日 19時47分
    NHKweb
    国民民主党などに合流を呼びかけたことについて、立憲民主党の枝野代表は、合流にあたっては党の理念や政策を堅持することが前提だという考えを示しました。
    立憲民主党の枝野代表は、野党勢力を結集し、政権交代可能な政党を作るため、6日、国民民主、社民両党の党首らに合流を呼びかけました。
    これについて、枝野氏は、京都市で記者団に対し、「党の理念や政策を貫かなければ、立憲民主党自体が成り立たなくなり、野党がまとまるも何もない」と述べ、合流にあたっては党の理念や政策を堅持することが前提だという考えを示しました。
    そのうえで、国民民主党の玉木代表が、合流後の党名や政策などを対等な立場で協議したいとしていることについて、「会派を合流させたときに合意した内容の範囲で相談には応じる」と述べました。
    一方、安倍内閣に対する不信任決議案について、枝野氏は、「先週、党首会談を行った以降は、国会対策委員長に対応を任せているが、何らかの報告や相談はない」と述べました。
    あわせて読みたい
    【国民 玉木代表 「合流 丁寧に党内の議論進めたい」】
    12月7日 18時54分
    【野党合流へ 具体的な調整進められる見通し】
    12月7日 5時14分

  • >>26940

    ⬆水清ければ魚棲まず
    >朝日(AERA)さん「飛び恥」をさらす?!…ぷ
    【「『飛び恥』の時代の悩ましい現実と私たちにできること」】
    小島慶子
    2019.12.7 11:30
    *  *  *
     オックスフォード大学出版局が選んだ2019年を象徴する言葉は「気候非常事態」だそうです。私も今年は地球環境についてずいぶん考えました。地球温暖化による旱魃(かんばつ)や台風などの異常気象に加え、プラスチックの問題も深刻です。極地の空気や深海の海底からもマイクロプラスチックが見つかり、海洋プラスチックゴミが生態系に深刻な影響を与えていることが繰り返し報じられました。死後はシロナガスクジラに転生を希望している身としては、来世の自分のために今生で行動しなければと切実に思います。
     しかし、自力でできることのなんと少ないことか。レジ袋断ちをしてプラスチックを減らそうにも身の回りのあらゆるものに使用されているし、温室効果ガスの排出量を減らそうとしてもこれまた触れるもの全てが生産過程で大量のCO2を排出しています。子どもたちや若者が中心となって世界中で数十万人規模の気候変動デモが行われていますが、これも気候危機対策は政府や産業界の積極的な取り組みなしではどうにもならないからです。
     今ヨーロッパでは、列車で行ける距離を飛行機で飛ぶのは恥ずべきことだと言われています。そんな「飛び恥」ブームは当然ながら飛行機が膨大なCO2を排出するからなのですが、欧州のように地続きの旅ができるならともかく、私は家族に会うためには飛行機に乗る以外ありません。グレタ・トゥンベリさんのようにヨットで海を渡るのは不可能だからです。今後は安易な空の旅を抑制するように課税などの施策がされるのかもしれませんが、環境負荷の低いジェット燃料や低燃費の機材開発への投資も重要です。
     飛行機に乗るたびに重く胸をふさぐこの後ろめたさを抱えて、来年も日本と豪州、南北8千キロを行き来することになるのでしょう。実に罪深く、悩ましい年の瀬です。
    ※AERA 2019年12月9日号