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>>8544

ussr様

同感です。

外傷性脳損傷を繰り返し発生した患者は、後年、ア ルツハイマー病やパーキンソン病、および筋萎縮性側索 硬化症(ALS)などの、神経変性疾患(脳や脊髄にある神経細胞のなかで,ある特定の神経細胞群が徐々に障害を受け脱落してしまう病気、そのうち、認知機能が障害されてしまう病気がアルツハイマー病,レビー小体型認知症,皮質基底核変性症など)を発症する可能性 が高くなります。

引退したサッカー選手を対象に行った研 究によると、神経変性疾患の罹患率がアルツハイマー病 とALSで4倍、パーキンソン病では3倍高くなることが報告 されています。

後年になって慢性外傷性 脳症の診断を受けた患者には、うつ病や攻撃行動、自殺 行為など、神経変性疾患の症状を呈するケースが多く見 られます。

米国では、10歳 から19歳の少年に生じる外傷性脳損傷と最も関連性の 高い活動はサッカーです。怖い話ですね。

さて、SB623が、TBIに有効ということであれば、TBIそのものが治療されたことになり、TBIが原因で派生した神経変性疾患で例えば認知症についても改善されるということは、十分考えられそうです。