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>>6812

この質問はサンバイオのIRに問い合わると回答が得られるかもしれませんが、素人である私の理解では、SB623は単なる間葉系幹細胞ではなくNotch-1による加工がなされたものですので、その点でMuse細胞そのものとは異なると思います。機序の面でもおそらく自家のMuseの場合は細胞の生着による治癒だと思いますが、他家由来のSB623は脳内に残っている患者本人の神経幹細胞を賦活させる機能(サイトカインの分泌やバイオブリッジの形成など)で脳機能の回復を図るものではないでしょうか。SB623そのものは一定期間後に消滅するとのことです。他家由来のMuse細胞の機序については私にはよくわかりません。他家の幹細胞が分化して生着するということになると、脳内では免疫拒絶が起こらないといっても、なにか別の問題があるような気がします・・・

以上は、まったく素人推理にすぎませんので、専門家の意見を私としてもぜひ聞きたいと思っています。ついでながら、ニプロのステミラックは自家でかつ静脈への点滴投入ですので機序は若干異なると思いますが、生着だと思います(まったく素人の推測です)。ステミラックは脊髄損傷用に承認されましたが、脳梗塞にも効果があるとのこと。ということはステミラックはBBBを突破するということでしょうかね。もしそうならSB623もBBBを突破する可能性があると思われるので、静注といった方法も検討されるかもしれませんね。この点も専門の方の意見をお教え願いたいところです。