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「サンバイオが、譲渡する株式数は、20 億円を 2020 年 12 月 21 日に最終確定する株式譲渡価格で除した数量、1,076,400 株又は対象会社の総株主(自己株式を除く)の総議決権の 10%に相当する株式数のうち、最も少ない株式数を予定。」

サンバイオのケアネット株式取得平均単価は、多分1,000円程度。そして売却予想価格は、厳しくみても5,000円はくだらない。
20億円÷5,000円=40万株
売却益 5,000円―1,000円=4,000円
    4,000円×40万株=16億円
要するに、厳しく見ても16億円の株式売却益が生じ、20億円のキャシュが入り、尚且つ
60万株×4,000円=24億円の含み益があるということになる。

「東京海上HDはケアネットとの提携を通じて独自のデータプラットフォームを構築し、東京海上グループが有する様々なリスクデータやリスク予防のノウハウと、ケアネットおよびUHMSが有する産業保健領域の膨大なデータに基づく疾病予測の知見を掛け合わせ、新たな保険商品およびヘルスケアサービスを企画 ・開発が目的。」
つまり両社双方にメリットは大きい。ケアネットの浮動株は12%。1,325,760株。大株主から市場外取引で東京海上HDは取得しないと、価格高騰を招く。2番目大株主サンバイオからの譲渡がベスト。
三方良しのスキームといえよう。別にサンバイオが泣きついたわけではない。

サンバイオの21年1月期決算で、55.5億円赤字が40億円程度に縮小、更に現預金は当初予定より20億円増えるということになる。
サンバイオ株主にとっては、少なくとも悪い話ではないはず。