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てくのふぁんだの掲示板
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>>19
[私見] 【7】エリオット波動について。
・ 各相場局面の特徴については、その通りだと思う。
・ エリオットはダウ理論の研究家だったから、NYダウ・
米国株には精通していたと思うが、その波動理論が日本
の個別株売買に使えるかどうかについては、疑問がある。
・ 識別・判別が困難な波動があることは、本人も認めて
いる。
上下8波動中、明確に判別することができるとされて
いるのは、第3波・第5波・C波のみである。
・ 果たして、これを個人投資家が判別して、売買に用い
ることができるのだろうか。
・ また、例外規定・別途規定が多いことも、判断を難しく
させる。
・ 波動の継続期間は、大まかに○ヵ月位・○○日位として、
区切りの目安に近づいたら、日足・オシレーター等を注視
して、その都度判断すべき ・・・ とした方が判りやす
いのではないだろうか。
・ 勿論、確実に或いは高確率で相場を予測する方法がある
のなら、とっくに誰かがそれを用いて売買し、マーケット
が崩壊しているはず ・・・ ではあるが。
sinX 7月18日 12:57
【7】 エリオット波動
⑤ 第5波 (衝撃波)
・ 楽観主義が蔓延り、世論はバラ色一色となる傾向が強い。
・ 実際のところ、第5波はファンダメンタルズが悪化したと
しても強気相場が続く可能性のある部分である。
・ しかし、様々なオシレーターが価格の動きに遅れ始め、
相場の天井を警告し始めることが多い。
・ 第5波は、第3波ほどの力強さはないとされるが、時折非常
に強い上昇となることもある。
・ 相場内容としては選別色が強く、個別銘柄の大半が第3波
の高値辺りまでに天井打ちとなってしまうことも多い。
(2) 弱気相場
⑥ A波 (衝撃波)
・ この段階で殆どの投資家はまだ強気である。
弱気相場の最初の波は、それまでの上昇トレンドにおける
単なる押しと見なされることが多い。
⑦ B波 (修正波)
・ 弱気相場における戻り局面であり、多くの場合これまでの
強気トレンドの一部であると見られやすい。
・ B波だと識別するのが非常に困難なことがある。
・ B波の高値が第5波の高値を上回ることもあり、新たな強気
相場に入ったと誤解されやすいが、それはイレギュラートッ
プ(不規則天井)という強気の罠である。
⑧ C波
・ 弱気相場の中でも最も破壊的な部分である。
・ しばしばA波のボトムを割って下落し、多くのテクニカル
指標が売りシグナルを発信する。
・ この段階で顕著となったファンダメンタルズの悪化が、
弱気相場を正当化し、加速度的に株価が下落することも多い。
・ C波の終盤では投資家は総弱気となっている。
[以上、投稿NO. 2 『・・・大全』第4部第5章 より抜粋]