ここから本文です
「株」をめぐる雑記録     by  yaetsu farm
投稿一覧に戻る

「株」をめぐる雑記録     by yaetsu farmの掲示板

2019/10/3(木)

◎A株(対 購入額 比 %)
+ 2.41(前日より ▼2.40)
◎さわかみ投信
23,759( -432)
◎ザ・2020ビジョン(コモンズ投信)
15,005( -233)
◎B投資信託
10,502( -223)

*関西電力関連の報道を耳にするたびに、『孟子』の章句を思い出します・・・ とここまで書いて確認したら「利を見ては義を思い、」とは『論語』憲問の一節でした。


でも、『孟子』にこれ以上にピッタリな一節があったはずなんですけどね。

  • >>317

    小林勝人訳注『孟子(上・下)』岩波書店、1968・1972年 をひっくり返して読み直してみましたが、結局「私の記憶」の中にあったような話は存在しませんでした。

    ただ、似たような話として、「離婁章句下」に次のような記述があります。

    孟子が言われた。「[人からの贈り物を]取ってもよく、取らなくてもよいという時には、取らない方がよい。取ると清廉の徳にきずがつく。[また人に物を与えるのに]与えてもよく、与えなくてもよいという時には、与えない方がよい。与えるとかえって恩恵の徳にきずがつく。[死を惜しまないのを勇というが]死んでもよく、死ななくともよい時には、死なない方がよい。死ぬと徒死(むだじに)でかえって真の勇気にきずがつく。(『下』88頁)


    また、「万章章句下」には

    [孟子が道ならぬ諸侯からの贈り物を平然と受けて交際しているので、かねてから不審に思っていた]万章がたずねた。「ぜひお聞かせいただきたいのですが、人と[贈り物をやりとりして]交際するには、どういう心がけが大切でしょうか。」孟子はこたえられた。「それは恭敬(つつしみ)の心だ。」万章がいった。「もし、人からの贈り物を辞退したら、どんなものでしょう。」孟子はこたえられた。「それは不恭(ふきんしん)というものだ。」万章がいった。「[では、今の諸侯の贈り物などは辞退した方がよいはずなのに]、(ママ)辞退しては不恭だというのは、どういうわけですか。」孟子はこたえられた。……(同 195頁)

    とあります。(つづきに興味があればご自身で。)

    まあ、言ってみれば、今回の関電の事件で私が直観したことと反対のことが書かれていたというオチです。関電関係者を擁護するつもりはなかったのですが。