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ダー様のテ-タイム
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決算発表時のポイント
本日の日経新聞朝刊では、業績「進捗度」で相場に明暗が分かれているという解説がありました。
記事によると、景気減速中であるだけに、利益成長率の高さで銘柄ピックアップをするにも、選択肢が少ないので、4-6月期決算が計画に対してどのくらいの進捗状況かで選別しているという内容です。つまり、進捗率が高く、業績下振れリスクの少ない銘柄に資金を投下したいということのようです。
ただ、記事中には、田辺三菱<4508>、大阪ガス<9532>をはじめ、10銘柄ほどの例が挙げられており、田辺三菱の場合進捗率はなんと138%、大阪ガスは52%と非常に高い進捗率ですが、重要なことはいずれの銘柄も主要移動平均線の下にあり、下降トレンドがまったく好転していないようなチャートだということです。
つまり、上がれば上がるごとに、後から後から「やれやれ」の売り手が続々と圧力をかけてくるというリスクの高い銘柄だということです。
リスト中で、この種の「売り手が少ない」、選択する価値のある銘柄といいますと、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>、アコム<8572>、日立<6501>くらいのものでしょう。
中でもアドバンテストは突出して優先度が高いと当レポートでは考えています。
ファンダメンタルズさえ良ければ(ここでは進捗率だけのことですが)どれを買っても良いというわけではない、ということです。

戦略方針
日経レバレッジETF<1570>の買い持ちです。今のところはドテン反対売買のシグナルが点滅しているのですが、はっきりしないのでホールドにしています。