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    BC ルカ 8月23日 19:39

    いよいよほんとうに見切り発車か
    意外にも、9日の終値を上回り、日経底入れ完了
    週末の日経平均は82円高の20,710円。
    しっかり5日線確保。驚きだったのは、後場ジリ高の末に、気が付けば、9日の戻り高値20,684円を日経平均が抜いてしまったことです。
    短期的にはテクニカル上の底入れを完了させてことになります。
    香港・上海も堅調。しかも、上海は持ち合いから上値を取っています。
    ザラ場中、グローベックス市場のNYダウ工業株先物が、次第にジリ高傾向。後場には80ドル高の気配に拡大。引け時点では96ドルの気配でした。
    昨日から個別銘柄の動きを見ている限り、内外ともに、どうもいよいよイベントに際して、見切り発車的な動きが出てきているのか、と思わせるような展開です。
    ちなみに16時現在、グローベックスは100ドル超の気配切り上げとなっています。

    戦略方針
    日経ダブルインバースETF<1357>のホールド続行です。
    イベント消化で相場が上なら、来週早々にもドテン反対売買になりかねません。
    イベント後に相場滑落なら、延命されます。
    これも今晩次第です。

  • 先進国で唯一消費増税をこのタイミングで行うという、あまりにも環境を考えれば逆行する政策をとっている国です。
    企業業績の見通しにも明るさは想定できず、需給的には外人が裁定買い残が少ないので売り崩す力はないにしろ、安値拾いをした個人投資家そのものが、今後の日本株の足かせにあることを考えれば、需給も期待できません。

    唯一の期待は政策のはずですが、上述の通りですから、政策面でも期待できません。
    したがって、どこから見ても今の日本株には上がる要素が無い、ということになります。

    今後、上がるとすれば、それは財務諸表上明確な改善しかないわけで、それは瞬間に評価されます。それを引き起こすのは、為替です。ドル円がドル高に転じれば、一転して日本株を買う動機が生まれます。

    米国長期金利次第なので、おいそれと上昇してくることは無いのでしょうが、年末という米国企業の期末に向けて、ドル高需要が例年高まりますから(ドルの期末に向けた本国回帰=レパトリエーション)、おのずとドル円はドル高・円安に転換していくはずです。

    もう一つは、今後は各国政策発動は、財政出動がカウントダウンになってくるでしょうから(ほかに活路はありません)、これまた財政悪化から長期金利上昇を促す圧力になってきます。これが、ドルの上昇のある意味支援材料となってくるわけです。

  • 日経平均、かろうじて5日線死守
    一時短期底入れ完了も、最終的にはならず
    朝方の上昇で、いったんは9日の終値ベースの高値20684円を抜いたのですが、11時ごろから軟調となって、再び割り込みました。ちょうどグローベックス市場のNYダウ工業株先物がマイナス圏に後退したタイミングとほぼ一致しています。

    上海もプラス・スタートだったものの、マイナスに沈んでいったのともだいたい同じようなタイミングです。
    この20684円を日経平均が抜きませんと、短期的なテクニカル上の底入れ完了とはならないので、早期に抜いてほしいところです。

    その後、後場にはほとんど値幅のない、膠着状態になりました。上下50円内外の値幅でしか動いていません。昨日の後場もまったく値幅がありませんでしたが、同じです。

    夜間先物で仕掛けて、翌日前場に手仕舞い、後場はまったく動かず。夕場以降にまた仕掛けるという感じが繰り返されているようです。
    日経平均は9円高の20628円。

    GSユアサが示す方向性
    本日の日経新聞朝刊で目を引いたのは、バッテリーで有名なGSユアサ<6674>です。

    投資対象としては、とてもではありませんがすべての移動平均線を下回っているだけに、買いの対象には現時点はなっていませんが、ニュース記事では、GSユアサが今後3年にわたって、EV用ではなく、HV用リチウム電池に集中投資するとしているものです。

    やはり、時代はEVを置き去りにしたまま、ハイブリッド車で10-20年間は走り、その先に水素燃料電池車につなげていこうという意思がはっきりみられます。

    中国が、トヨタ自動車の十八番であるハイブリッド車を、低燃費車のカテゴリーに組み入れたニュースは先日もお伝えしましたが、自動車業界は各国ともこの流れに沿って大きく舵を切っていくと思われ、その点では日本企業には大いにチャンスがある、ということになりそうです。

    外人が日本株に悲観的なわけ
    これは、やはり本日日経新聞朝刊の「スクランブル」で解説されていたテーマです。

    詳細は、記事をご覧になったらよろしいと思いますが、私見ではやはり外人がどうしても日本株の割安感を好意的に見ることができないのは、政策の限界ということが大きいでしょう。

  • カレンダースケジュールを再び確認する
    当レポートの想定は、8月15日の米国債利払いが相場転換の第一ステージ。
    続いて、22-24日のジャクソンホールのシンポジウム、24-26日のG7が第二ステージ。
    9月1日のアメリカによる対中関税第四弾(一部は12月中旬まで延期です)が第三ステージ。
    ここに、もう一つのスケジュールが予定されています。まったく収束が見えない香港騒乱ですが、実は毎年9月頭には、香港において、「一帯一路」関係国のフォーラムが開催されます。
    一方で、米中協議は、2週間以内に首脳電話会議という予定がもともと公表されていました。
    月末から9月頭、また一つ相場の波乱要因が増えそうです。
    ちょうどこれらのスケジュールが最終局面を迎える9月第一週というのは、そこから一週間が、月間では一番相場が下がりやすいアノマリーになります。
    想定としては、この月間のアノマリーで相場が一休みするまでは、イベントごとに(うまく消化できればの話ですが)順調に上昇トレンドを歩んでいくはずだ、というふうに考えています。
    イベントを消化できなければ、もたつくかもしれません。このへんは、臨機応変にしていかなければならないのです。

  • 全体は様子見だが、個別はいけてる
    全体と個別で、あまりにも違和感・温度差のある一日
    4日ぶり反落。58円安の20,618円。寄り前のCME先物の水準よりは、100円ほど上で着地したということになります。下落で終わったとはいえ、一応本日の高値圏で終わっています。
    そもそも売買代金1兆5,000億円と、お盆休み以下の薄商い。今年最低かもしれません。
    後場にあっては、38円の値幅しか動きがありませんでした。まさに夏枯れ。
    いかにもイベントリスクを控えて、市場参加者の腰が引けている状況ですが、個別の銘柄を見るとかなり温度差があり、結構買いの選択肢は多いというのも実情です。
    シクリカル(景気敏感)か、ディフェンシブかは、判然としません。かなり混在しています。
    ファーストリテイリング<9983>がダントツで日経平均にプラスの寄与度を発揮していました。自然に考えれば、先物売りと現物買いという裁定買いではないのか、という気がします。
    もう一点あげるとすれば、本日の相場を一言に集約すれば、東京エレクトロン<8035>が寄与度でNo2にあるということです。高値更新。しかもNo3には同じく半導体製造装置のアドバンテスト<6857>がつけているということ。このことだけでも、明らかに底流では、相場上昇にベットする動きがあると考えられそうです。
    業種別では、昨日さげたゴムだけが、終始プラスだったということを除けば、ほぼ全セクターが下落しているわけで、冒頭で述べたように、非常に個々の銘柄の動きを見ると、この全体的な軟調さとはかなり違和感が際立った一日だったといえそうです。
    グローベックス市場ではNYダウ工業株先物は、20-30ドル高の気配でしたが、引けにかけては60ドル高の気配にやや切り上がり。
    中国上海コンポジット指数は、これで三日ほぼ同じ水準で横這い。25日移動平均線は確保しつづけています。この渦中の中国が25日線上だというのに、日本がとても25日線になど届かないというのは、なんとも情けない話です。

  • 戦略方針
    日経ダブルインバースETF<1357>のホールド続行です。今のところは含み益拡大で予想外な幸運に見舞われていますが、ここは相場の反転上昇によほど気をつけなければならないところでしょう。油断は禁物です。

  • どちらに転んでも株高のはず
    昨晩明らかになった小売り売上高の状況を見ても、5ヶ月連続で前月を上回るという状況。GDPに関しても、ご存じのように1-3月は驚異的な3.1%、4-6月は今のところ2.1%。そして7-9月予想ですが、従来1.7%というものでしたが、現時点ではどうも平均的には2%台に乗るのではないか、とさえ言われているようです。
    この状況で、果たして本当に連続利下げはあるのでしょうか。連続利下げとなれば、上述のような海外勢の米国債買いという事情どころか、米国自体に金利低下の動機があるということになるので、金利上昇が無いままに、これを好都合とばかりに株高というパターンになりそうです。より、バブルに近づくことになるはずです。
    そうではなく、9月の利上げ見送りになりそうだということになれば(米国景気再浮上のシナリオが台頭する)、金利上昇を伴う株高ですから、これは本物の上昇相場です。
    どちらに転んでも上だというのが当レポートの想定なのですが、果たしてそうなるでしょうか。

    日本のマクロの問題
    先日4-6月期の日本のGDPが発表され、年率換算で1.8%と、大方の予想を裏切る好データでした。
    Quickがまとめた民間予測の最大値1.7%より高かったわけで、明らかに予想外の結果だったのです。
    国内銀行証券、海外勢とも、軒並み大きく予測を外しました。市場予想を大きく上回るのは、1-3月期とこの4-6月期、2期連続です。GDPの動きが強すぎる、というのが、エコノミストたちが一様に述べているところです。
    アメリカでも、確かに上半期のGDPが軒並み予想を上回ったので、わたしもびっくりしました。
    今のところ納得できる説明がどこにもないということで、業界では困惑しているようです。
    もっと不可解なのは、日米ともにきわめて強い成長率を出しながら、いずれの長期金利も大きくこの間低下してきたということで、話は逆のはずです。
    このへんに、統計数値は果たして正しいのか。また、実体経済と市場とのギャップはなぜこれだけ広がっているのか。
    だれも答えられないようです。
    もしかすると、すでにバブル性の病理が浸透し始めているのかもしれません。
    金利裁定という機能が、すでに壊れてしまっているという可能性です。

  • 15日が金利の転換点になったのか?
    東京も下げ渋り
    アメリカでは指数にもよりますが、株価の下げ渋りの傾向が出ていました。
    東京でも、そうです。6月3日の始値、8月6日の始値、昨日の始値、そして本日の始値はほとんど誤差の範囲でしかない同水準。ここで下げ渋っているようです。
    かなり頑強なレジスタンスがあるように見えます。
    グローベックス市場でNYダウ工業株先物が100ドル超と高い気配をずっと維持していたこともあって、本日の東京市場はマイナス圏から順調に切り上げて、下げ幅縮小。一応プラスで大引け。
    引けでは、13円安の20,418円。
    グローベックスの気配の様子からすれば、もっと日経平均は高くても良かったのではないかと思いますが、香港で週末大規模デモが予定されているという報道が、どうやら足を引っ張ったようです。
    セクター別の騰落を見ても、必ずしも景気敏感株優勢というわけではありません。むしろトップは証券・商品先物、不動産、建設、といった内需系ばかりです。実際、東証REIT指数は昨日に続いて、連日の高値更新ですから、それは正しいのでしょう。ディフェンシブ優位なのですが、個々の銘柄を見ていますと、どうも印象としては景気敏感系が目立つような気がします。手持ちのカードで言えば、先日のユーグレナ<2931>の下落に続いて、本日はそーせい<4565>が撃墜されています。一方、半導体は驚くほど値持ちが良いという事実がそこにあります。
    本日の日経新聞朝刊「スクランブル」では、テクニカルには弱気のサインということになっていましたが、当レポートではあまりこの議論には納得できません。テクニカルは延長でしかものを考えられないからです。先を見るのはファンダメンタルズしかなく、それはどう考えてもアメリカ景気・相場失速という結論が出てきません。
    需給はこれを加速させますから、おのずとテクニカルは反転してくるはずだと考えています。
    ちなみに、上海コンポジット指数は寄付こそマイナススタートでしたが、すぐにプラス圏に浮上し、あとは終日上げ調子でした。ようやく200日線に到達しました。ここが最初のハードルになってきます。

  • (ジャンクボンドが崩れない)
    一方、最大のリスク指標であるジャンクボンドですが、これも、大陰線で下げたとは言え、8月5日の安値を割らないどころか、届いてもいません。
    ここにも市場のリスクの認識が大きくは無い、ということです。

    両方を勘案しますと、どうもやはり景気後退が要因ではない、ということになります。地政学的リスクでさえ、さほど意識されていない、ということでもあるわけです。

    戦略方針
    日経ダブルインバース<1357>のホールド続行です。今のところは含み益拡大で予想外な幸運に見舞われていますが、ここは相場の反転上昇によほど気をつけなければならないところでしょう。油断は禁物です。

  • 8月5日の直近安値を割らない指数が意味するもの
    ダウ工業株や輸送株、ラッセル2000小型、ジャスダック、東証二部などは、8月5日の安値を割りましたが、日米市場のその他の指数はこれを割らない頑強さを見せているものがあります。
    日経平均然りですが、TOPIXですらそうです。マザーズもそうです。米国では、ナスダック、半導体SOX指数などがそうです。
    明暗を分けている格好ですが、「割らなかった」指数のうちやはり注目はナスダックと半導体SOX指数の耐久力でしょう。ナスダック指数は、ハイテク・ネット大手銘柄で構成されていますから、景気後退局面では相当の収益のブレがあるはずです。半導体もこの収益のブレと言う点では、負けず劣らず激しいものがあります。
    もし、景気後退が今回の相場突っ込みの背景だというのであれば、これは説明がつきません。
    後述しますように、米VIX指数、ジャンクボンドの動きを見ても、同じ結論が出てきます。
    つまり、景気後退が要因ではない、ということです。

    市場はあまりリスクを感じていないという点
    昨晩の米国株市場はびっくりするような大きな下げに発展しましたが、その実は朝刊で述べましたように、さほど狼狽したり、リスクに怯えているという様子はありませんでした。
    二つの点を見るとわかります。

    (VIX指数が、飛ばない)
    昨晩の米国市場で、VIX(変動・恐怖指数)は、22.1まで上昇しました。一般に言われているリスクパリティ型ファンドが一斉に売りプログラムを発動させる分岐点は、平均で22.5だと言われていますが、今回ダウ工業株が800ドル安したという割りには、届いていないのです。
    なにより、8月5日の24.81には遠く及びません。
    VIXはプットオプションに連動しています。プットの膨張が無いということですから、8月5日ほど保険を掛ける動きが活発ではないということになるわけで、市場のリスク認識というものも、実はその程度のものだということになりそうです。

  • 底値波乱か。上げも下げもほぼ一方通行
    毎日、えらく乱高下しています。上がるときには一斉高になり、下がるときにも一斉安。
    しかも、連日ロウソク足は十字足。しかも陽線・陰線を繰り返す鯨幕。
    最終的には日経平均は249円安の20,405円。
    ザラ場中、グローベックス市場でNYダウ工業株先物が、130ドル高くらいまで気配を切り上げていた段階では20,419円まで日経平均が上昇。気配が20-30ドル高くらいまで切り下げますと、20,309円に下落。後場はおおむねこのレンジの中での揉み合いとなりました。
    高値波乱とは逆に、底値圏での底値波乱かもしれません。
    年初来安値更新銘柄数を見ても、200銘柄という分岐をはさんで、激しく減少と増大を繰り返しています。

    8月15日 340銘柄
    8月14日 66銘柄
    8月13日 333銘柄
    8月9日 94銘柄
    8月8日 84銘柄
    8月7日 63銘柄
    8月6日 691銘柄(最多)・・・しかも、日経平均ボトム。前夜は米国株ボトム。
    8月5日 516銘柄
    8月2日 271銘柄
    8月1日 90銘柄
    7月31日 53銘柄

    やはり最大は8月6日の下げであり、それが日本では底値ということになるわけですが(あくまでザラ場安値ベースの話です。終値ベースでは本日が底値になります)、足元での相場急落では水準的にも、また年初来安値更新銘柄数から言っても、6日のボトムには届いていないということが重要でしょう。
    ちなみにグローベックスでは、NYダウ工業株先物は、東京引け時点で90ドル高の気配。
    上海コンポジット指数は0.43%下落とかなり下げ幅を縮小させていました。
    次第に、落ち着いてくるのではないでしょうか。

  • ニッチ銘柄に活路
    これは本日の日経新聞朝刊「スクランブル」記事です。
    混迷相場ではニッチ銘柄に活路という内容ですが、IRジャパン<6035>をはじめ6銘柄が例として挙げられていました。日本MDM<7600>やディスコ<6146>、堀場製作所<6856>も本文中には紹介がありました。
    日本MDMは、整形外科器具の開発主導型メーカーですが、人工関節で大変有名です。骨接合材料製品では国内トップレベル。人工骨も扱っていますが、製造は日本特殊陶業が請け負っています。
    ディスコは言わずとしれた、世界シェア7割の半導体切削機械・ダイサーで有名です。
    大型・中小型企業問わずですが、こうしたニッチ銘柄はなにも混迷相場に限らず、常日頃から投資対象としていつも追跡すべきでしょう。
    指数連動の大型株主導の相場(指数プレイ)のときにはどうしても見劣りしますが、そのときには日経レバレッジETF<1570>で対応すればよいのです。それ以外は、基本的にはこうしたニッチ銘柄をできるだけいつもウォッチしたほうが運用上は効果的だと思います。
    個人的には、いわゆる「ニッチ銘柄」のリストを自身で用意しているのですが、今のところ約70銘柄ほどですが、現時点で移動平均線をすべて上回っているような、「まともな」チャートを形成しているのは、そのうちわずか10銘柄程度です。つまり、ファンダメンタルズも然りですが、業績が良く、ニッチであれば、なんでもいつでも買うことができると言う事ではない、のです。

    戦略方針
    日経ダブルインバースETF<1357>の買い持ち持続です。

  • 瞬間的に1倍割れをきたすということはたまにはありますから、これを以て記事は「長続きしない」と書いているわけですが、上述のように明らかな景気後退期には半年や一年近く1倍割れを甘受することもあります。
    今回は、あくまでアメリカが景気循環の要であるとすれば、当面景気が本格的に後退していくとは考えにくいので、その意味では日本のPBR1倍割れとなった場合は、一時的なもので済むでしょうし、それはすなわち相場の底入れであるということになります。
    ただ、安いからといって買えないのです。
    一つには、記事が指摘していたように、多くの日本企業がドル円の想定レートを110円前後に置いており、現在105円です。
    問題になるのは9月の中間決算です。これが中間期末までにドル高になっていませんと、この分為替差損で業績の下方修正が続出する危険性があるのです。
    景気敏感、それも大型が動いてくるためには、どうあっても、米長期金利が明確な上昇になってこないと(米国債が売られないと)いけません。

    工作機械受注減だが、1000億円奪回
    7月の工作機械受注が発表されています。
    前年同期比33%減です。前年割れは10ヶ月連続です。
    しかし、総額で1,000億円を確保。6月分は割っていましたから、改善です。1,000億円受注であれば機械産業界は収益が担保されたことになります。
    実際、オークマ<6103>は、5Gを見込んだ需要から半導体に動きが始まっているとしているようです。
    半導体にもこうした反転の兆候がデータで出始めていますが決定的ではありません。
    ただ、ここで機械受注もこの変化に加わってくるとなりますと、景気再浮上のシナリオも、かなり確度が高いということになりそうです。
    オークマの株価自体はすべての移動平均線を下回っており、とても安物拾いができる銘柄ではありません。
    が、5Gということであれば、たとえば、ベンチマークの一つアンリツ<6754>(機械ではなく、業種は電機ですが)は位置としては、ダッシュに移行できるところにあり、今後注目が集まるかもしれません。

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  • 世界の不協和音は、中国という質量を超えた国家が資本主義社会に参加してきたことで起こったわけですから、ここがいったん退場するということになりますと、それで息を吹き返す世界の国々、あるいは企業もたくさんあるわけです。
    とくに、対中国の輸出依存度が低いアメリカとしては、正直どうでも良い話で、アメリカが崩れるかどうかだけが相場を見る上で、唯一といっていいくらい重要な点です。
    その意味では、ジャンクボンドが値崩れを起こさなければよいのです。

    米10年・2年国債利回り、僅少差
    週明け、現地12日の米国株市場では、例の10年国債利回りと2年国債利回りのスプレッド(差)が、僅少差になってきました。
    10年利回りは1.6429%、2年利回りは1.5756%。
    その差、わずか0.0673%です。0.1%を割り込んできました。
    いつでも、これが逆転してもおかしくない状況になってきています。
    もちろん、瞬間割ったところであまり意味がなく、恒常的に下回る状況になって、バブル発生の起点と考えるわけで、まだそういう事態にはなっていません。

    戦略方針
    日経ダブルインバースETF<1357>の買い持ち持続です。

  • 中国問題
    (香港騒乱)
    表向きは、これが一番材料としては影響力があります。
    それはあくまで騒乱を中国が武力で沈静化させるかどうかの問題です。つまり地政学リスクですが、それによって西側が対中国経済制裁に踏み切る公算がきわめて高いので、そうしたリスクを中国当局が取るかどうかです。
    市場としては、これらの流れが現実となった場合に、グローバル景気の一段の後退は必至であるということになるので、国債買い(株売り)が進むと考えられます。
    ところが、この事態でも一過性の下げで終わるのであれば、これも出尽くしになってしまうわけで、出来高が極端に薄くなる今週、ある意味非常に明確な相場の地合いというものが確認できることになりそうです。
    香港では国際空港再開ということですが、本日も300便以上が欠航になっている模様です。地政学リスクとなってくると、話が厄介ですが、そもそも地政学リスク(戦争含む)は、事前に下げて、勃発で出尽くしとなるのが通例です。

    (中国は、為替介入していない)
    IMFが先週発表した年次報告書によりますと、7月一杯までのデータでしかありませんから、正確ではありません。
    少なくとも、7月一杯までは、中国は人民元安を誘導した形跡はない、というものです。
    問題はしかし、8月です。
    人民元が崩れ始め、一気に対ドル7元にまで急落したのは、8月5日です。
    ここを中国が容認、助長、誘導したかということが争点です。
    私見では、それはあり得ないと思っています。ただ先述の香港への武力介入という課題とともに、金融政策においては、人民元の大幅切り下げを敢えて行う~2015年に一度行って大失敗している経緯があり~かどうか、これも国際信用を失うリスクがきわめて高く、それを行ったところで事態収拾できるかきわめて疑問であるという問題があります。

    けっきょくジャンクボンドを見ていればよい
    (ジャンクボンドで、最終的なリスク判断をする)
    チャイナリスクというものは、もちろんアメリカや世界景気や金融市場に大きな影響を与えるでしょうが、果たしてどこまで深刻なインパクトがあるかというと、個人的には疑問です。

  • 急落だが、6日の安値まで下がらず
    そもそも景気敏感株が崩れない
    連休明けの東京市場は、かなり大幅安が警戒されましたが、寄付は20,432円と、252円安、1.2%の下落でした。安値はこの寄付直後の20,369円でした。
    その後は前場底辺で20,454円までのレンジで往来。
    グローベックスはむしろ、日本が下げていった過程ですら気配を切り上げ、40-70ドルのプラスで推移。(引け時点では42ドル高としっかりていど)
    肝心の上海コンポジット指数も、おおむね0.6%下落前後と値崩れは起こさず、押しをつくった程度で推移。
    為替を見ていますと、ずいぶんここ2日間の海外市場との比較で言えば、円が105.04円まで円高になった程度で、むしろ押し戻されていました(引け時点では105.40円)。
    トヨタ自動車<7203>もいったんは売られて5日線を割ったものの、マイナスですが、大陽線で下げ幅縮小。
    例の一番ファンダメンタルズでは脆弱だと思われがちな半導体セクターが、アドバンテスト<6857>のようにむしろ逆行高。(そもそも、日経平均のプラスの寄与度、トップはアドバンテスト、3位が電通<4324>と、いずれもシクリカル系です。ちなみに、2位はディフェンシブの第一三共<4568>でした)
    どうも、東京市場の「打たれ強さ」が目立った一日と言えそうです。
    位置は非常に低いのですが、シクリカル系では安川電機<6506>も逆行高。ハーモニックドライブ<6324>は減益決算を出しながら、受注増が好感されて8%超の大幅急伸。
    こういう個々の銘柄の強さが散見されますと、どうも相場が下がるようなイメージがありません。
    もちろん、2万円割れはPBR1倍割れとなってしまうことから、ファンダメンタルズからは岩盤ということかもしれません。テクニカルにはすぐ下に200日線が控えているため、これもいわば岩盤ということになるかもしれません。後場はとくに動きが無くなり、せいぜい50円幅でしかありませんでした。
    最終的には229円安の20,455円。1.11%の下落。
    年初来安値更新銘柄数は333。いきなり3ケタ、それも300超という大きな安値更新銘柄となりましたが、これはそのまま信じていいものか、疑問が残ります。明日はひっくり返ってしまうかもしれません。

  • 「3連休+お盆休み」前の相場で買われるもの
    本日は、3連休を控えた週末。おまけにお盆で市場参加者が極端に減少する週の直前です。
    寄付はSQでしたから、これで機関投資家は短期的なポジション整理が終わっており、いわばフリーハンドです。
    従って、とくに後場になって買われる銘柄があるとしたら、来週に向けて先高感があるのだという想定をしていました。
    実際のところ、フタを開けてみると、ほぼほぼそれはディフェンシブ銘柄であったということです。
    個人的な好みから言えば、本日上昇率ランキング上位では、UBICOM<3937>、第一精工<6640>、KADOKAWA<9468>、アニコム<8715>などを上げることができますが、しょせん決算で高騰しているだけです。第一反応が強いのは良いとして、落ち着いた後、第二次反応がポイントです。

    ディフェンシブだからと言って、何でもいいわけではない
    日経新聞ではどちらかというとディフェンシブ系に優位性があるという記事が多いです。本日も朝刊では、私鉄9社が最終増益となったことを取り上げています。
    しかし、実際に株価チャートを見ますと、9社がそろって上がっているわけではなく、上昇トレンドがはっきりしているのは、わずか3銘柄だけです。
    それは、阪急阪神<8977>、名鉄<9048>、京成<9009>、この3銘柄です。
    年初来高値更新をしたのは、阪急阪神が最初で、次に名鉄、そして本日京成がブレイクしました。
    信用需給は9社の多くは1倍以下ですから、決して悪くありません。
    また、配当利回りも、現在の東京市場では多くの銘柄の配当利回りは高いので、むしろ低い電鉄株が多いのです。
    したがって、この3銘柄がほかにくらべて突出して買われているというのは、もっと別の理由があるはずだということになります。
    関東、中部、近畿の私鉄大手のうち、観光資源を結ぶ幹線となっているという点は指摘できますが、かなり定性的な評価なので、プログラム売買が作用しているとしますと、やはり力不足です。どうしてもその場合には定量的な裏付けが必要なので、もっと理由はほかにあると思いますが、それがなにかは不明です。

    戦略方針
    日経ダブルインバースETF<1357>の買い持ち持続です。

  • 日経平均は鯨幕で、反発
    日経平均はとりあえず、5週線奪回
    おおむね週末の日経平均は、寄付9時から9時15分のレンジの中で、往来相場を繰り返しました。
    この間、グローベックス市場ではNYダウ工業株先物は、小甘い気配の切り下げから、次第に下げ幅拡大。後場寄りには100ドルを超える気配の切り下げとなりました。どうもこれは、プラスでスタートした上海コンポジット指数がマイナス圏に沈んだことが影響しているかもしれません。その後の上海は、昼をはさんでいったん底入れ。
    ただ引け前30分は、やや失速気味。最終的には91円高の20,684円。本日高いところでは189円高までありました。
    面白いことに、業種別騰落を見ますと、上昇セクター上位には鉱業、繊維、精密、非鉄、石油・石炭といったシクリカル系が多い一日でした。印象とはかなり違います。
    日経平均プラスの寄与度のほうを見ると、上位は圧倒的にテルモ<4543>、資生堂<4911>、KDDI<9433>などディフェンシブ銘柄ばかりで占められているので、かなり温度差があるようです。
    もっとも、ディフェンシブの強さというのも、積極的に買われているというよりも、消去法で買われているという傾向が強いようです。
    日経平均は6日の安値前後からは、陽線と陰線が交互に立つ「鯨幕」で反発基調を続けています。

    材料にも反応薄
    本日は、中国の4-6月期のGDPや、中国人民銀行が公表した人民元取引基準値、そのほか日本の中長期国債買い入れの減額といった材料はほとんど相場に影響を与えていなかったようです。
    取り合えず、今週で一番月中では下がりやすい「月間のアノマリー」が終わります。
    ただ来週からは、後述するように夏枯れ相場と言われる典型的な期間、お盆の時期になります。
    ここで材料が出た場合には、意外に大きな動きになりやすいので、戦略的にはキャッシュポジションを高めにしておくのが定石です。

  • 2番底シナリオと、シェイクアウトシナリオ
    市場には、まだ弱気が非常に多く、6日の安値を割っていく相場展開を警戒する意見がそうです。
    本日の日経新聞朝刊「スクランブル」でもヘッジファンドがその動きをする可能性について触れていました。
    この警戒は怠ってはいけないでしょう。なにしろ、ここからお盆休みが本格化するので(アメリカでも夏休みの真っ最中です)、市場参加者が極端に減るわけで、薄商いの中、どういう波乱が起きるかはわからないからです。
    ただ、そういう横車を除けば、基本的には先週からの大幅下落(4日で日経平均は1,000円超の下落)は、本質的には、「アメリカのファンダメンタルズとは関係のない、チャイナリスク発生を恐れた」ことからくる一時的なシェイクアウト(振るい落とし)だと考えています。
    アメリカは、この長期金利低下によって、むしろファンダメンタルズは強化される結果になるので、まったく問題ないと当レポートでは考えています。
    この薄商いの膠着相場から、上にブレイクするときには、往々にして直前にいったん急落するようなシェイクアウト(振るい落とし)が発生しがちだと、以前から指摘していますが、今回も結局そのシェイクアウトが発生したのだとすれば、これは、2番底を取りに行く、大きな打ち返しというものはほとんど起きないのではないでしょうか。順当に上昇相場を維持していくような気がしています。

    戦略方針
    日経ダブルインバースETF<1357>の買い持ち持続です。6週線、3週前の終値の二つを抜かない限り、日経レバレッジETF<1570>に入れ替えることはできません。

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