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マサルの「政経学部」(誹謗中傷無し)
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マサルの「政経学部」(誹謗中傷無し)の掲示板

ドキュメンタリー映画「三島由紀夫VS 東大全共闘 50年目の真実」という作品をCS放送でみた。 東京大学教養学部 900番教室に招かれた世界的文豪 三島由紀夫と1000名の全共闘学生との肉薄した大討論会だ。

討論会での三島氏は紳士的でユーモアのある論説と発言が、三島打倒に燃える全共闘の論客達や1000人の聴衆に純粋な議論を呼び起こす。この当時の熱気を帯びた時代背景があるのだろうが、言葉の持つ力とはこれ程のものかと圧倒される。

に、しても、論客からどうして天皇を其れほど崇拝するのか?と尋ねられたら三島氏は自身の天皇観について語り、最後に「これはもう意地だ」という言葉で1000人の全共闘を呆気に取ったが、結局はその通りだと感じた。日本人である限り日本の伝統文化を考えるに天皇制抜きでは考えられない。ある意味、伝統で基づいたものを守りたいと思うのは底意地とも言える。

この討論の一年半後に三島が起こした事件は既にこの教室で、三島本人からロジックとして示唆されていた。それが実行に起こされた時、この討論会を開いた主催者達(全共闘側の論者達)に衝撃が走った。社会変革や世界革命という至上では両者ともに達成出来なかったかも知れないが、共通の敵を追い続けて戦っていた事を彼等は知るのだった。

2020年3月の公開作品だったという。この時代を知らない私にとって三島由紀夫氏を再確認出来た様で有意義な作品だった。( `・ω・´)ノ ミシマサン カッコイイ!

マサルの「政経学部」(誹謗中傷無し) ドキュメンタリー映画「三島由紀夫VS 東大全共闘 50年目の真実」という作品をCS放送でみた。 東京大学教養学部 900番教室に招かれた世界的文豪 三島由紀夫と1000名の全共闘学生との肉薄した大討論会だ。  討論会での三島氏は紳士的でユーモアのある論説と発言が、三島打倒に燃える全共闘の論客達や1000人の聴衆に純粋な議論を呼び起こす。この当時の熱気を帯びた時代背景があるのだろうが、言葉の持つ力とはこれ程のものかと圧倒される。  に、しても、論客からどうして天皇を其れほど崇拝するのか?と尋ねられたら三島氏は自身の天皇観について語り、最後に「これはもう意地だ」という言葉で1000人の全共闘を呆気に取ったが、結局はその通りだと感じた。日本人である限り日本の伝統文化を考えるに天皇制抜きでは考えられない。ある意味、伝統で基づいたものを守りたいと思うのは底意地とも言える。  この討論の一年半後に三島が起こした事件は既にこの教室で、三島本人からロジックとして示唆されていた。それが実行に起こされた時、この討論会を開いた主催者達(全共闘側の論者達)に衝撃が走った。社会変革や世界革命という至上では両者ともに達成出来なかったかも知れないが、共通の敵を追い続けて戦っていた事を彼等は知るのだった。  2020年3月の公開作品だったという。この時代を知らない私にとって三島由紀夫氏を再確認出来た様で有意義な作品だった。( `・ω・´)ノ ミシマサン カッコイイ!