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当たり前のことを書いても「講釈を垂れる」と言われたので、FXや株関連の独り言のためのトピを作りました。基本は好き勝手な随筆風になると思います。の掲示板

「6月の小売売上高、すごかったのです。
まだまだ、アメリカの好景気、続くのではないでしょうか?」

「だけど、設備稼働率は78%を割り込んでた…」

「そうですね。
何よりも心配なのは、住宅着工件数や建設許可件数が大幅に落ち込んだことです。
景気先行指標総合指数も落ち込んでいたことですし…。
これらは先行指標なので、もしかしたら我々が楽観していただけであり、先行きは微妙な所に来ているのかもしれませんね。
先々月の対米証券投資が結構なされていたのにこういう結果が出て来たのですから、何か、非常に嫌な予感がするのですが」

「ですが、ニューヨーク連銀景気指数とかはよかったじゃないですか」

「ミシガン大消費者態度指数とかも拡大してましたよね?
予想は下回ったみたいですけど」

「ベージュブックでも景気は緩慢なペースで拡大と言っていたのです」

「先々月から先月にかけ、トランプが米中経済戦争の影響を舐めていて、メキシコやヨーロッパなどにも喧嘩を売りかけた影響かもしれませんね。
それならば、一時的なものという可能性もありますね…。
ですが、皆が楽観しているときにこそ景気の転換点は来るものですから、一応は用心しておく必要があるのではないかと」

「そうですか…。
用心はいつでもしておかなければいけないってことは良く分かります」

「だけど、それなら、『最後の輝き』が来なくなってしまうのでしょうか?」

「それって結局、バブルのことだと思うけど…」

「アメリカは日本のバブルやデフレを反面教師としていて非常に強く意識しているようです。
そのため、何としてでもそういう現象は抑え込むつもりではないでしょうか?」

「ですが、そうやっても制御しきれないのが経済だと思うのです」

「たしかに、経済は制御しきれない魔物。
だから、今のところは用心しながらの様子見でいいんじゃないかって思う」

「そうですよね。
まだ景気は緩く拡大して行きそうだけど、用心はしておくってことで」

「ところで、へすてぃあ殿とう゛ぇるふ殿は、今日はどうされたのでしょうか?」

「あ、えーと、それも可能性の問題なんですが、二人とも色々とやることがあるみたいなんです…」