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                      しらん
**「5月24日」日本最初のゴルフ場

 最近はゴルフブームで、北海道から沖縄まで、全国至る所にゴルフ場がありますが、日本最初のゴルフ場、神戸の「六甲ゴルフ場」が明治36年の今日「5月24日」に開場しています。
 
 明治期の新興都市「神戸」は、何かにつけてハイカラ好みでした。それというのも、横浜と並んで新しい開港場になった「神戸」は、居留地として外国人が沢山住み始めたからです。
 そして彼ら外国人はゴルフ場を作ろうと考えて、六甲山中の八反ほどの土地に目を付け、地主との間に年間16円で賃貸契約を結んで開場しました。その開場式が、明治36年の今日「5月24日」に行われ、兵庫県知事の「服部一三」が始球式を行っています。

 しかし、神戸市内から六甲山頂までは極めて交通が不便で、ゴルファーたちは徒歩で登山し、そこで一息入れてから、ゴルフを楽しむという大変な重労働でした。そこで、険しい山道を少しでも楽に登れるようにというので、駕籠が使われたこともあるそうです。
 西洋式の「籐椅子」に、カンパスの屋根を付けて、それを「駕籠かき」がかついで、ゴルファーを運ぶのです。

 日本の「ゴルフ事始め」の時代は、このように、なかなか容易なものではなく、つい、吹き出すような漫画チックなものだったのです。。

70歳代のバソコン                        しらん **「5月24日」日本最初のゴルフ場   最近はゴルフブームで、北海道から沖縄まで、全国至る所にゴルフ場がありますが、日本最初のゴルフ場、神戸の「六甲ゴルフ場」が明治36年の今日「5月24日」に開場しています。    明治期の新興都市「神戸」は、何かにつけてハイカラ好みでした。それというのも、横浜と並んで新しい開港場になった「神戸」は、居留地として外国人が沢山住み始めたからです。  そして彼ら外国人はゴルフ場を作ろうと考えて、六甲山中の八反ほどの土地に目を付け、地主との間に年間16円で賃貸契約を結んで開場しました。その開場式が、明治36年の今日「5月24日」に行われ、兵庫県知事の「服部一三」が始球式を行っています。   しかし、神戸市内から六甲山頂までは極めて交通が不便で、ゴルファーたちは徒歩で登山し、そこで一息入れてから、ゴルフを楽しむという大変な重労働でした。そこで、険しい山道を少しでも楽に登れるようにというので、駕籠が使われたこともあるそうです。  西洋式の「籐椅子」に、カンパスの屋根を付けて、それを「駕籠かき」がかついで、ゴルファーを運ぶのです。   日本の「ゴルフ事始め」の時代は、このように、なかなか容易なものではなく、つい、吹き出すような漫画チックなものだったのです。。