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世界の為替や株の掲示板

〔東京外為〕ドル、108円台後半=実需買い一服で小動き(11日正午)

 11日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、実需の買いが一服した後は1ドル=108円台後半で小動きとなった。正午現在は、108円88~89銭と前日(午後5時、108円91~92銭)比03銭の小幅ドル安・円高。
 前日の海外市場では、米国時間の前半に米金利上昇に支援されたものの、米株反落によって終盤は108円80銭台で伸び悩んだ。東京時間は日経平均株価と米長期金利が下落する中、実需の買いで108円80~90銭台に水準を切り上げ、買い一服後はもみ合っている。
 米長期金利の低下で、ドル円は上値が重い展開となっている。12日未明のブレイナードFRB理事の講演については、「インフレ期待が高まっており発言に注目。米金利上昇につながれば米ハイテク株下げ幅拡大でリスクオフの円高圧力が強まるかもしれない」(銀行系証券)との声が聞かれた。
 ユーロは対円、対ドルともやや上昇。正午現在は、1ユーロ=132円24~25銭(前日午後5時、132円30~37銭)、対ドルでは1.2144~2147ドル(同1.2147~2151ドル)。