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独断偏見投資日誌の掲示板

国債先物は大幅続伸、長期金利-0.040%に低下
2019/01/04 15:16

長期国債先物は大幅続伸して引けた。
国内休場中の海外市場で、リスク回避の流れが強まり、米金利が急低下したことを受けて、買いが先行。
日銀買い入れで需給が引き締まるとの思惑も買いを誘い、一時152円99銭と153円に迫り、中心限月の日中取引ベースで16年7月以来約2年半ぶりの水準に上昇した。
後場は売買交錯となったが、152円80銭付近で買い戻す動きが優勢となり底堅く推移した。

現物債市場は堅調。
年明け初日で投資家の動きは鈍かったが、先物の急伸を受けて長期・超長期ゾーンに短期筋の買いが入った。
10年最長期国債利回り(長期金利)は一時マイナス0.050%、20年債利回りも一時0.430%といずれも2年2カ月ぶりの水準に低下した。
イールドカーブはブル・フラット化の形状。

長期国債先物中心限月3月限の大引けは前営業日比36銭高の152円84銭。
長期金利は前営業日比3.5bp低下のマイナス0.040%。