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参考にならない独り言の掲示板

21日のNY株式相場は大幅続落。
金融政策の見直し期待を背景に上昇してスタートしたものの、
景気減速懸念や政府機関の一部閉鎖への警戒感から反落。
終盤は90日以内の米中通商交渉の合意が難しいとの見方を受けて下落幅を拡大した。
ダウ平均は朝方に394ドル高まで上昇後、取引終盤に463ドル安まで下落し、414.23ドル安(-1.81%)で終了。
2017年9月29日以来の安値を記録。
ナイキが7%超上昇し、マクドナルド、コカ・コーラが小幅に上昇した一方、ゴールドマン・サックスが4%超下落、アップル、マイクロソフト、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスなどが3%超下落した。
S&P500も1.50%高まで上昇後、2.06%安で終了。
コミュニケーション、ITを筆頭に全11セクターが下落した。
ナスダック総合は2.99%安。高値からの下落率は21.9%となり「弱気相場」入りとなった。

 週間では、ダウ平均が6.87%安と2008年10月以来の大幅安を記録。
S&P500とナスダック総合もそれぞれ7.05%安、8.36%安となった。

12月月初来では、ダウ平均が10.63%安、S&P500が10.88%安、ナスダック総合が13.32%安。
年初来では、ダウ平均が9.20%安、S&P500が9.61%安、ナスダック総合が8.26%安となった。

  • >>102

    朝方は、ウィリアムズ米NY連銀総裁がCNBCのインタビューで、景気減速の場合、利上げやバランスシート縮小を見直す可能性があるとしたことで買いが優勢となったが、上昇局面では換金売りの好機と捉えられ次第に売りが優勢となった。市場では景気減速にとどまらず景気後退の可能性も意識されたもよう。メキシコとの壁建設の予算をめぐる与野党対立で政府機関の一部閉鎖の可能性が意識されたことも引き続き投資家心理の悪化につながった。終盤は中国との交渉を担当するナバロ大統領補佐官が、中国との協議の90日以内の合意が「険しい」と述べたと日経新聞が報じたことで、下げ幅を拡大した。センチメントは引き続き悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日比+1.73の30.11ポイントと、2月5日以来の30ポイント台で終了した。

    指標 寄値 高値 安値 終値 前日比 騰落率
    NYダウ 22871.74 23254.59 22396.34 22445.37 -414.23 -1.81
    S&P500 2465.38 2504.41 2408.55 2416.62 -50.80 -2.06
    ナスダック総合 6573.49 6586.68 6304.63 6333.00 -195.41 -2.99
    CME225先物 20340 20390 19720 19795 -255.00 -1.27