掲示板の利用規約「禁止行為、投稿に注意が必要な内容について」改訂
この度、当掲示板の利用規約を改訂いたしましたので、お知らせいたします。
掲示板では、偽情報の拡散や詐欺などの違法行為を禁止しています。
「
【掲示板】禁止行為、投稿に注意が必要な内容について(2025年3月12日より適用)」
・上記の禁止行為はプロフィール画像・表示名にも適応されます
・各禁止行為の再編にあわせ、違反報告時に選択いただく「違反項目」も修正します
悪意のない投稿であっても、内容次第では相場操縦や風説の流布に該当してしまう可能性がございます。
情報の正確性や影響を踏まえ、責任を持った投稿をお願いいたします。引き続き、当掲示板をよろしくお願いいたします。
お取引の参考にされます方は、ご自身の判断でお願い致します
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マーケットインフォメーション
ドル円は上がるの?下がるの?
直近発表された8月の米経済指標は7月から鈍化が確認されるものが目立っています。昨晩のNY市場で見られた米10年債利回りの0.72%に接近する水準までの上昇は一時的に留まり0.70%からの金利水準も滞空時間の限られたものとなりました。こうした点も踏まえ、昨晩の上昇も米債券市場が金利上昇トレンドへの転換を伺わせるものではないと考えられます。
抗ウィルスワクチン開発や実用化への期待を受けて、米経済の早期正常化への思惑からそれまで上昇していた金価格が下落するなど安全資産からリスク資産への動きが確認されました。米債券市場でも売りが優勢となり長期金利の上昇につながりました。
しかし、来週9月1日に発表される米8月のISM製造業景況指数、2日発表の米8月のADP雇用統計、3日の米8月ISM非製造業景況指数、さらに4日発表の米8月の雇用統計が下振れた場合には米長期金利は下落基調に転じる可能性に注意が必要です。
ドル円は昨晩106円58銭まで上昇、先週17日の高値(106円65銭)を上抜ければ、再度107円台を回復する可能性があるかもしれません。しかし、明晩のジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演を控えており、上値追いには慎重な見方もあるだけに議長の講演がドル円の方向性を占う上で重要になります。先週発表された7月FOMC議事要旨では足許の政策は非常に緩和的との見解が示されたほか、フォワードガイダンスの強化など追加緩和の議論が煮詰まっていないとの見方も聞かれました。
議長が明晩の講演で長期金利の更なる低下に否定的な考えを示した場合、米長期金利は上昇する一方、NY株式市場が調整する可能性もあり、為替市場がどのような反応を示すのか注目されます。
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