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ココがポイント
遭難理由の最多は「道迷い」
迷いやすい地形では、間違えた踏み跡が 正しい登山道に見えることもある。
道に迷ったかもしれないと思ったら、「来た道を戻る」が原則。
特に下山中は 来た道を 登り返すことになるので迷うと思うが、
「下っていけば何とかなるだろう」と下山し続けたり、
見えてきた沢に降りたりするのは危険だ。
沢は たどっていくと崖になっていて滑落する ケースが少なくない。
「転倒」は、
固定されていない不安定な石に体重をかけてしまったり、濡れた木の根で滑ったりするケースが多い。疲れていると 自分が考えているより足が十分に上がっておらず小さな出っ張りにひっかけたり、足の踏ん張りが効かずに転倒したりしやすい。
ひどい場合には 捻挫や骨折に至ることもある。また、秋になると日没が早く、
特に樹林帯は 薄暗くなるのが早いため、15時までには下山したい。
「滑落」は
傾斜が 急で険しい岩に登るときや、片側が崖になっている道を進むときに
起こりやすい。
事前に登山計画を立てることは、準備としてとても大切です。
何時に登山口をスタートし、何時頃に山頂に着いて下山するのか、自分の体調や
体力と相談しながら計画を立てます。山小屋や水場の場所も確認しておいて、
15時までには下山あるいは山小屋に着く計画にしましょう。
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