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信濃守のガラス部屋から見る為替動向と政治の掲示板

>>180

毎日変態新聞ですか・・・買ってまで読む価値ないような。
ネットでも取り上げられてますし、例のオフホワイトの件で朝日毎日中日が連なって同じような妄想記事を垂れ流していること自体は知ってます。

しかしテレビ番組の討論会での安倍や五十嵐前大臣の発言、官邸の公式発表、担当大臣世耕ツイッター、さらに読売産経や日経の特集記事などで、今回のオフホワイトの経緯は広く出回り始めていて、反安倍JNNの世論調査ですら60%が政府支持と出て、最初は尻馬に乗ろうとしていた野党連がこの話題をスルーするようになってます。

折しもイランがきな臭くなっています。
このたび日本が制限をかけた高精度フッ化水素ほかがウラン濃縮には必要で、何でもリスカブスに輸出したはずのかなりの量が行方不明になっていて、日本ほかが問い詰めても行方不明先がわからない。
つまりはリスカブスから(北を経由して?)イランへ渡ったんじゃないの?という話が前から出ていて、今回の輸出制限はそういう意味でアメリカの意向が強く動いているとされており、安倍があのタイミングでイランに行ったのも実はそこを確認するためだったのではとまで言われ始めている。
日本がオフホワイトの理由としている輸出管理というのが、まさにそれで、それをテレビ番組でほぼ暴露したのが五十嵐前防衛大臣でした。

毎日といえば先週、構造改革の戦略特区を担当し、例の加計学園も担当していた原英史氏に関する与太記事を連載したとして原氏から即日で訴えられたそうで。
財務官僚を平気で言い負かす天才の原氏に喧嘩を売る時点でどうかしちゃったのか。
加計学園騒動ではローズさんの地元?の蔵なんとかという自民系大物がフィクサーとして最初から名を連ねていて、本人も隠れていなかった割に、報道ではその人はほとんど名前が出てこず、その時点で加計学園騒動は最初からありきの騒ぎだったんだけれど。

  • >>184

    レスカブスに制裁突き付けたのは日本だけじゃなく、米国は鉄鋼関税456%、仏豪はサムスンに違法措置命令、中国は広告看板一斉撤去、英国は性暴力像、ほぼ一斉に仕掛けてます。
    日本には更に様々なメニューがあり、注目されているのは金融での特別待遇解除で、これをやるとウォンが吹っ飛ぶという人もいます。
    リスカブスにとって衝撃なのは3品目そのものよりも日本のホワイト指定を外されるということのほうで、つまりはリスカブスから日米の担保が無くなったと世界向けに公表されることの大きさです。

    改めてG20とその前後の動きを見ると、色々な人が興味深い指摘をしています。

    有本女史の指摘で、主席との首脳対談では安倍が最初だけとはいえ香港とチベットを話題に取り上げたのに対して、今までなら出てきていた歴史認識問題が中国側から今回初めて出されなかったこと。
    まあ単に主席が馬鹿だったという可能性もあるけど、普通に考えれば米中戦争で日本にちょっかい出す余裕が無くなり、むしろ日本を利用しようとしている。

    高橋洋一氏は例のトランプ安保発言。
    これは安倍政権の改憲を後押しする動きともいえるけれど、ホルムズ海峡での自国の警護に自衛隊を出せということでもあるし、米中衝突の現場でもある南アジア問題にもシーレーン確保のために日本に関与せえよということでもある。

    あと、案外と関係ないように報じられているのが商業捕鯨開始で、これが決まった頃に誰だったか忘れたけれど、商業捕鯨団は事実上のミニ海軍であり、かつて日本が海軍で鳴らしたことが日本のみの捕鯨反対に繋がっていたという意見が出ていました。

    戦後日本を一貫して縛っていた米国が今では中国を脅威と感じ、かつて日本を抑えるために特定アジアを利用したのと同様に、中国を抑えるために今度は日本を利用しようとしている。
    それを露骨端的に示しているのがトランプの安保発言ともいえます。

    今回のG20とその前後のあれこれで、日本に大きな影響力を持つ米中2国が日本に戦後呪縛からのフリーハンドを与えた形です。
    つまりは現時点で、第二次大戦ガーで日本の足を引っ張るのは国内の野党とメディア、あとはリスカブス(+ロシア?)だけになっています。
    偶然はあるにせよ、これは安倍政権の外交による成果といえます。