投稿一覧に戻る NY為替市場の掲示板 53 hardWorker 2022年1月28日 08:52 2022-01-28 07:23 通常市況 NYマーケットダイジェスト・27日 株失速・金利低下・ドル高 (27日終値) ドル・円相場:1ドル=115.37円(前営業日比△0.73円) ユーロ・円相場:1ユーロ=128.60円(▲0.26円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1145ドル(▲0.0095ドル) ダウ工業株30種平均:34160.78ドル(▲7.31ドル) ナスダック総合株価指数:13352.79(▲189.33) 10年物米国債利回り:1.80%(▲0.06%) WTI原油先物3月限:1バレル=86.61ドル(▲0.74ドル) 金先物2月限:1トロイオンス=1793.1ドル(▲36.6ドル) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> 10−12月期米国内総生産(GDP)速報値 前期比年率 6.9% 2.3% 個人消費速報値(前期比年率) 3.3% 2.0% コアPCE速報値(前期比年率) 4.9% 4.6% 12月米耐久財受注額 前月比 ▲0.9% 3.2%・改 輸送用機器を除く前月比 0.4% 1.1%・改 前週分の米新規失業保険申請件数 26.0万件 29.0万件・改 12月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数) 前月比 ▲3.8% ▲2.3%・改 前年比 ▲6.6% 0.2% ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ユーロドルは4日続落。前日のFOMCでは3月利上げの可能性が示唆され、パウエルFRB議長の記者会見では金融引き締めに前向きな姿勢が示された。また、この日発表の10−12月期米GDP速報値が前期比年率6.9%増と予想の5.5%増を上回ったことから、全般ドル買いが入りやすい地合いとなった。0時30分過ぎに一時1.1132ドルと2020年6月2日以来約1年8カ月ぶりの安値を付けた。その後の戻りも1.1162ドル付近にとどまった。 市場では「重要なサポートとして意識されていた昨年11月24日の安値1.1186ドルを下抜けたことで、テクニカル的に売りが出やすかった」との声も聞かれた。 ・ドル円は続伸。FRBの積極的な金融引き締め観測を背景にドル買いが優勢となった。2時前に一時115.49円と11日以来の高値を付けた。市場では「インフレが悪化すれば、FRBのさらなる行動につながる可能性があるため、ドルには上値余地が残っている」との声が聞かれた。 ・ユーロ円は反落。20時前に一時128.96円付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値129.02円を前に失速。4時30分前には128.33円と日通し安値を更新した。一時は600ドル超上昇したダウ平均が下げに転じたことも相場の重し。 ・オセアニア通貨は軟調だった。高く始まった米国株相場が下げに転じると、リスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨に売りが出た。全般ドル高が進んだ影響も受けて、豪ドル米ドルは一時0.7024米ドル、NZドル米ドルは0.6570米ドルまで下落した。また、豪ドル円は80.92円、NZドル円は75.73円付近まで値を下げた。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら3日続落。米長期金利が低下したため高PER(株価収益率)のハイテク株に買いが先行し一時600ドル超上げたものの、その後失速した。前日のFOMCで想定以上に金融引き締めに前向きな姿勢が示されたことで、不安定な相場展開が続いた。前日に決算を発表したインテルが7%超下落した。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落した。 ・米国債券相場で長期ゾーンは反発。前日に大幅下落した反動で買いが入ったほか、米国株の失速が債券買いを誘った。 ・原油先物相場は3日ぶりに小反落。欧米株価の上昇を受け、景気回復による需要の高まりを期待した買いが先行。しかし、FOMC後の米金利先高観の強まりによるドル高で、ドル建て原油価格に割高感が生じ、上昇幅を帳消しにした。 ・金先物相場は大幅続落。FOMCがタカ派な内容と評価され、金融政策の見通しに敏感な米2年債利回りが一時1.2%台へ戻すなど、金利の先高観が強い状態。金利が付かない資産である金を売る動きが続いた。米株が序盤、堅調に推移し、安全資産としての金の需要を弱める場面もあった。 返信する そう思う0 そう思わない0 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する ツイート 投稿一覧に戻る
hardWorker 2022年1月28日 08:52
2022-01-28 07:23
通常市況
NYマーケットダイジェスト・27日 株失速・金利低下・ドル高
(27日終値)
ドル・円相場:1ドル=115.37円(前営業日比△0.73円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=128.60円(▲0.26円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1145ドル(▲0.0095ドル)
ダウ工業株30種平均:34160.78ドル(▲7.31ドル)
ナスダック総合株価指数:13352.79(▲189.33)
10年物米国債利回り:1.80%(▲0.06%)
WTI原油先物3月限:1バレル=86.61ドル(▲0.74ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=1793.1ドル(▲36.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
10−12月期米国内総生産(GDP)速報値
前期比年率 6.9% 2.3%
個人消費速報値(前期比年率) 3.3% 2.0%
コアPCE速報値(前期比年率) 4.9% 4.6%
12月米耐久財受注額
前月比 ▲0.9% 3.2%・改
輸送用機器を除く前月比 0.4% 1.1%・改
前週分の米新規失業保険申請件数 26.0万件 29.0万件・改
12月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
前月比 ▲3.8% ▲2.3%・改
前年比 ▲6.6% 0.2%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは4日続落。前日のFOMCでは3月利上げの可能性が示唆され、パウエルFRB議長の記者会見では金融引き締めに前向きな姿勢が示された。また、この日発表の10−12月期米GDP速報値が前期比年率6.9%増と予想の5.5%増を上回ったことから、全般ドル買いが入りやすい地合いとなった。0時30分過ぎに一時1.1132ドルと2020年6月2日以来約1年8カ月ぶりの安値を付けた。その後の戻りも1.1162ドル付近にとどまった。
市場では「重要なサポートとして意識されていた昨年11月24日の安値1.1186ドルを下抜けたことで、テクニカル的に売りが出やすかった」との声も聞かれた。
・ドル円は続伸。FRBの積極的な金融引き締め観測を背景にドル買いが優勢となった。2時前に一時115.49円と11日以来の高値を付けた。市場では「インフレが悪化すれば、FRBのさらなる行動につながる可能性があるため、ドルには上値余地が残っている」との声が聞かれた。
・ユーロ円は反落。20時前に一時128.96円付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値129.02円を前に失速。4時30分前には128.33円と日通し安値を更新した。一時は600ドル超上昇したダウ平均が下げに転じたことも相場の重し。
・オセアニア通貨は軟調だった。高く始まった米国株相場が下げに転じると、リスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨に売りが出た。全般ドル高が進んだ影響も受けて、豪ドル米ドルは一時0.7024米ドル、NZドル米ドルは0.6570米ドルまで下落した。また、豪ドル円は80.92円、NZドル円は75.73円付近まで値を下げた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら3日続落。米長期金利が低下したため高PER(株価収益率)のハイテク株に買いが先行し一時600ドル超上げたものの、その後失速した。前日のFOMCで想定以上に金融引き締めに前向きな姿勢が示されたことで、不安定な相場展開が続いた。前日に決算を発表したインテルが7%超下落した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反発。前日に大幅下落した反動で買いが入ったほか、米国株の失速が債券買いを誘った。
・原油先物相場は3日ぶりに小反落。欧米株価の上昇を受け、景気回復による需要の高まりを期待した買いが先行。しかし、FOMC後の米金利先高観の強まりによるドル高で、ドル建て原油価格に割高感が生じ、上昇幅を帳消しにした。
・金先物相場は大幅続落。FOMCがタカ派な内容と評価され、金融政策の見通しに敏感な米2年債利回りが一時1.2%台へ戻すなど、金利の先高観が強い状態。金利が付かない資産である金を売る動きが続いた。米株が序盤、堅調に推移し、安全資産としての金の需要を弱める場面もあった。