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ここの会長、水環境学会の特別功労賞を受賞したんだね。今日届いた今月の水環境学会誌に載ってたよ。会長だけじゃなくて優秀な技術者が多いので会社としては好き。
ただ、ノーベル賞の技術の実用化! と買い煽ってる人は、分かってて犠牲者を増やすために買い煽ってるならいいけど、本気ならもうちょっと勉強した方が良いよ。MALDI-ToFMSは理工系の大学生、特にタンパクや糖をやってる人なら馴染みのある技術。私はちょっと分野が違うのでMALDIは使わないが、田中さんと同時にノーベル化学賞を受賞したジョン・フェン氏のLC-ESI-MSは毎日使ってる。だからMALDIを毎日使ってる人もきっとたくさんいるだろう。分析手法としてはすでにそれなりに普及している。

ちなみに測定機は汎用的な機器ではあるけど、それを踏まえてもまだまだかなり高額な機器なので、今回のいであの成果を世に出すにはまだ時代が追い付いていない。株価に反映するには早すぎる。MALDI-ToFMSがUV-Vis分光光度計くらいの価格になったら実用化できるかな?

ここは流動性が低いから気をつけないと塩漬けだよ。2年くらい前にも材料が出て飛び付いて「まだまだ割安なうちに買えました!」みたいなことをいってた人がいたけど、見返してみたら超絶上髭だし、3,4年くらい前にも似たような光景をみた。
ここの社員さんは優秀だからバイオ株の材料に飛びつくよりは良い判断だと思うけど、社員さんと対等に話せるくらい勉強してから投資判断をくださないと痛い目をみるでしょう