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(株)乃村工藝社【9716】の掲示板 2023/12/22〜

>>46

ではどこに使われるのだろうかとHPを見てみますと、社員のインタビューでBIMルームの担当者が「オリジナルのシステムの開発による業務効率化、専用のアプリケーションに関する社内教育・研修」と発言していることから、ここにかなりの金額が投入されるのではないかと思います。
新築物件で大手ゼネコンの管理下で業務を行うような場合、躯体図面に内装図、さらに設備、電気図面などを合体させ情報共有、問題点の洗い出しなどをおこなうなどは、既に現状で行われていることですが、建築がBIMを採用し新たなシステムを取り入れる場合には、それに内装側も追随せざるを得ないでしょう。

  • >>47

    デザイナーは元々3Dで物を考えていますので、BIMによって初めから3Dでデザインを行うことは理にかなっていると思います。それによりプレゼンにおいて図面に慣れていない顧客にも、バーチャルリアルな分かりやすいイメージを伝えられ、打ち合わせの効率化が図れるでしょう。さらに自動でそこから平面図、展開図、天伏図、仕上げ材の登録によりパースなど一連の資料を作成できるなら人件費の抑制にもつながります。図面の修正なども自動で行えるので微細な調整にも対応が可能でしょう。制作側にとっては資材の面積や長さ、点数などを自動で拾えることは、積算、見積作業を効率的に行えます。予め単価の設定などを行えるとすれば、自動で概算見積くらいは算出できるかもしれない。組み立ての所要時間、工程なども盛り込めれば、工程表の作成も不可能ではないかもしれない。工事のシミュレーションが可能になれば、施工上の問題点の検討などを予め行えて、無理、無駄を省くことも可能かもしれない。それは下請業者にとっても省力化につながるものとなるでしょう。