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北海道ガス(株)【9534】の掲示板 2015/04/29〜2019/10/24

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円は膠着「材料不足」 108円台前半 リスクとりづらく
524文字
[有料会員限定] 北ガス:$:112円


15日の東京外国為替市場で、対ドルの円相場は1ドル=108円台前半でもみ合った。米中が貿易交渉で部分合意したのを受け、前週末に1ドル=108円60銭程度まで円安・ドル高が進んでいた。15日に予定されていた対中制裁関税の引き上げは延期されたものの、全面的な解決には至らず、市場では交渉の進展を見極めたいとの思惑が強い。
15日の東京市場では1ドル=108円25~45銭程度の小幅の値動きとなった。クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司氏は「米中交渉は文字通り部分的な解決にとどまり、市場はリスク選好になりきれていない」と指摘する。
11日まで開かれた貿易協議では、中国が米国から農産品の購入を増やすことなどで合意し、米国は今月の対中制裁関税の引き上げを先送りした。ただ12月の「第4弾対中関税」の発動計画は残り、市場は交渉の行方を見守ることになりそうだ。
今後の円相場の見通しについて、外為どっとコム総合研究所の神田卓也氏は「部分合意では1ドル=109円を目指すには材料不足で、当面は108円前後でもみ合うのではないか」とみる。米中交渉の劇的な進展は見込みにくい一方、英国の欧州連合(EU)離脱問題などがくすぶっており、リスク回避から円買いが進みやすいという