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J-POWER【9513】の掲示板 2015/04/29〜2016/12/07

CO2を分離・回収し貯留する技術

燃料が燃えるときCO2が出ることは避けられません。J-POWERは発生するCO2そのものを回収し封じ込める「CO2回収・貯留技術(CCS※3)」の研究開発を進めています。
CCSは発電時に発生したCO2を回収し地中へ閉じ込める方法で、将来、世界のCO2排出量の約100年分に相当する2兆t-CO2を世界全体で貯留できる可能性があると言われています。

地球温暖化対策に貢献する高効率発電

温室効果ガスのCO2を削減するためには、省エネルギーの他に、効率的に電気をつくり、化石燃料の使用量を減らすことが必要です。燃焼によって発生するCO2は同じ電気をつくる場合、石炭は天然ガスと比べると2倍近くになりますが、日本の石炭火力は蒸気タービンの圧力や温度を超々臨界圧(USC※)という極限まで上昇させる方法で、欧米やアジア諸国に比べ高い発電効率を実現しています。
仮に日本のベストプラクティス(最高水準性能)を排出の多い米国、中国、インドに適用した場合には、日本のCO2総排出量より多い約15.2億t-CO2の削減効果があると試算されています。
J-POWERの石炭火力発電設備は、最先端技術の開発に自ら取り組み、積極的に採用してきたことにより、世界最高水準のエネルギー利用効率を達成しています。