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中部電力(株)【9502】の掲示板 2015/08/22〜2016/04/16

>>181

りりまる 様 返信ありがとうございました。

浜岡の原子力館は見学されましたでしょうか。福島事故以前から、原発は強固な耐震設計をしておりますが、事故後は耐震補強も行い国内最強の2000galの設計です。

また、仮に津波が防波壁を乗り越えても建屋は潜水艦のような扉を設置し、浸水の恐れは無いと思います。

人類史上初の3基同時炉心損傷を起こした福島事故でも、放射線による死者は0人で、今後の健康被害リスクもほぼ0と国際的に評価されています。

反対派は原発事故で、10万人以上が放射線で即死すると言っていましたが、福島事故により、根拠のないデマであることが証明されました。ですから、日本がおしまいにはなるとは思えません。

施設は古いと言いますが、部品交換等の手入を念入りに行っており、米国では60年の運転延長も計画されています。

減価償却を終えた原発は経営的にも長期運転がお得です。新設は莫大な投資が掛かるし、今のご時世では難しいでしょう。まあ、化石燃料の輸入が途絶えて、停電でも発生しない限り、原発の必要性は理解出来ないのでしょうね。

  • >>183

    わざわざ申し訳ないですね。

    耐震設計についてですが 浜岡はとても例外的な建て方になっています。
    海側に原子炉建屋 その内側にタービン建屋を持ち 1号機から5号機までを有しています。
    他の原子力発電所とは異なる並び方をしています。
    それはなぜか?
    浜岡原発の直下には過去の大地震の際の痕跡、断層がはっきりと確認することが出来ます。
    それをH型断層というのですが H型断層を避けるように原子炉建屋が建設されています。
    ということはタービン建屋とは全く異なる揺れ方をするということです。
    つまりタービン建屋と縦横無尽に走る配管は断層の直上を通っています。
    断層が直下に存在するタービン建屋と縦横無尽に走る配管は2000galの設計ではありません。
    どちらが壊れても通常な作動はできません。
    以前に静岡東地震があった時のことですが
    浜岡原発からは震源は45キロ離れた海底でマグニチュード6.5という規模でした。
    5号機はこの際には675galを記録しています。
    タービン建屋と要の配管(要の配管以外はそれ以下)は1000galですが 
    東日本大震災規模となれば 東海地震の震源が直下と予想される浜岡では
    タービン建屋や配管は耐えることはできませんし 揺れ方が異なる原子炉建屋との関係が大きな問題です。
    浜岡は震央地(要するに震源地です)に建っていますので通常の考え方では事がすみません。
    浜岡を動かすのならば やはり一体型の設計をされた最新最強の原発を建てることのほうが
    中電にとってもリスクが低いと考えているのです。
    私は国力の面からも 原子力に反対するつもりはありませんが 
    浜岡には大きなリスクがあることは事実です。
    ちなみに中電の原発依存度は12.3%、火力80.2%、水力7.5%です(2009年資料より抜粋)。

    長くなってしまい 申し訳ありません。