アジア航測(株)【9233】の掲示板 2015/04/29〜2017/07/12

アジア航測、豪雨に特化した災害情報システム開発－避難指示を迅速化、自治体向け提案
2015年09月09日　日刊工業新聞
　アジア航測（東京都新宿区、小川紀一朗社長、０３・３３４８・２２８１）は、豪雨対策に焦点を当てた災害情報システムを開発した。災害予測地図などのデータと随時更新の気象・災害情報を一元管理。インターネットで柔軟に利用でき、集中豪雨や台風に伴う地方自治体の災害対応を迅速にする。導入費用は５００万円から（消費税抜き）。
　このシステムは雨天時に災害予測地図など地理情報システム情報と気象情報・災害報告を統合。警戒基準値を超えた観測地点を素早く確認でき、注意や避難指示が迅速に行える。電子メールの職員参集管理機能も統合。外部からでも接続可能なため、現場からの報告や住民からの通報、対応結果などを随時更新し最新の情報を共有できる。本部被災時も外部接続により早期の機能回復が見込める。
　平常時に戻ったときには災害情報に応じた防災マニュアルの改善や備蓄品の管理などが行える。住民や施設の情報に応じた支援準備なども可能。日常的にデータを蓄積することで、地域特性に合わせて緊急時に有効活用できる。
ttp://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520150909caan.html