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トレイダーズホールディングス(株)【8704】の掲示板 2019/10/14〜2019/11/15

MSプレミアム=食品の鮮度管理認証を創設へ―センサーの堀場製など、新技術でツインバドなど注目

政府が生鮮食品などの物流段階での鮮度を認証する制度の検討に入った。物流段階で鮮度を落とさない仕組みの重要性が意識されることで、関連銘柄の出番も早まりそうだ。

米国や中国で日本産の食品の人気が高まる中、政府が鮮度にお墨付きを与えてブランド価値向上につなげる構え。輸出時に生産段階と同水準の品質を保っているかの基準を設け、これを満たせば認定する。温度や湿度、配送方法といったさまざまな観点から、物流システムの進化が求められる。

社会問題となっている廃棄ロスを削減するためにも、新鮮さを保つ仕組みは欠かせない。10月には食品ロス削減推進法が施行され、今年度中に基本方針が決まる。企業側の対応も進みそうだ。

関連銘柄では、堀場製作所<6856.T>が肉用の測定器を手掛ける。腐敗臭などを感知する「匂いセンサー」では、第一精工<6640.T>のほか、新コスモス電機<6824.T>も浮上する。冷蔵システムのホシザキ<6465.T>や福島工業<6420.T>も、設備投資拡大の恩恵が期待される。

新たな技術としては、食品を運ぶコンテナ内の温度を常にゼロ度付近に保つ「氷感」や「非熱電場」と呼ばれるシステムも注目される。食材を凍らせないことで、鮮度とうま味をキープできる。トレイダーズホールディングス<8704.T>はベンチャーのマーズカンパニー社(群馬県高崎市)と組み、非熱電場システムを展開する。