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SBIホールディングス(株)【8473】の掲示板 2020/12/01〜2020/12/24

SBIホールディングスは24日、リップル社の訴訟問題について見解を発表し、「連結業績への影響は軽微である」と述べている。

今回の発表によれば、SBIグループによるリップル社への出資比率は、計8.76%となっている。SBIホールディングスの持分が5.8%、ファンド出資分が2.95%だ。これまでSBIは「リップルの外部筆頭株主である」と説明していたが、具体的な出資比率も明らかにした形だ。

リップルの訴追問題を受け、24日の株式市場ではSBIホールディングスの株価が急落している。リップル訴追によってSBIへの業績に影響が出るのではないかという懸念を、SBI側は払拭したかったとみられる。

これまでSBIはリップルと緊密に協力して、仮想通貨・ブロックチェーンビジネスを展開していた。リップルととともにSBIリップルアジアを設立し、アジアでのソリューション展開で協力していた。またSBIの北尾吉孝CEOがリップルの取締役にも就任している。

北尾氏は22日にツイッターでリップルの訴追問題にコメントし、「リップル社が最終的に米国で勝利を勝ち取ると強く信じています 」と述べている。

既に報じたように、米証券取引委員会(SEC)は、リップル社と共同創設者のブラッド・ガーリングハウス氏(現CEO)とクリス・ラーセン氏(会長)の両名を、未登録で証券を提供したとして訴追した。

これを受け米国の仮想通貨取引所ではXRPを上場廃止する動きが出ている。さらに日本国内の取引所でも、流動性が著しく低下したとして、XRP関連のサービスを一部停止する動きも出ている。

訴追を受け、仮想通貨XRPの価格は暴落。記事執筆時点では過去24時間で34%超の下落となり、1XRPあたり0.24ドルとなっている。