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伊藤忠商事(株)【8001】の掲示板 2016/01/13〜2016/03/27

>>975

輸出代行口銭 或いは 繊維相場(伊藤忠は繊維相場で失敗し 大きな損失を抱えたこともある)などを主としていた商社活動に 決定的な変化をもたらしたのは 1969年の 三菱商事によるブルネイのLNG投資であり(投資額 1.25億ドル 当時の換算レートで約450億円は その時の商事の資本金を上回った)当初無謀と非難 揶揄された この投資が結果その後長期にわたり巨額の利益を商事にもたらし大成功となったことが その後の各商社による活発な資源権益投資を呼び込む端緒になったといえます。 資源投資は相場ものでもありhigh risk high return ではありますが 相場は長いレンジで見るべきものであり 今回の商事や物産のような事態を招くことはある程度仕方がなく 又減損自体は 住商のシェールのような権益放棄による特損とは異なり その後の市況回復次第では 逆に大きな利益をよびこむこととなりますので 一時点で成功か失敗かを判断することはできないとも言えます。 
個人的には ここ伊藤忠も あまりに非資源に固執せずに 優良な資源を慎重に選別の上 果敢に投資を行うべきで それが我が国に安定した資源を供給するという総合商社の責務とさえ考えております。 勿論資源一辺倒の経営は健全なものとは言えず 商事 物産の両社長が言うように 改めて非資源の重要さが認識されたのではないでしょうか。