ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)くろがね工作所【7997】の掲示板 2016/07/23〜2016/08/14

8月10日、朝日新聞が、大阪市此花区の夢洲の埋め立てについてレポート。

大阪府市は、夢洲の埋め立て作業を2025年国際博覧会(万博)開催に間に合うように早めた場合、追加費用が約200億円となると試算。アクセスの鉄道・道路整備を含めると、追加費用は合計で約340~550億円程度となる。
朝日新聞社は、追加費用が万博誘致に向けた大きな課題となりそうとの見解。

夢洲は、大阪市が埋め立て中の人工島であり、完成後には全体で390haとなる。現在は先行開発地区として、140haが造成済みで、大部分がコンテナターミナルに利用されている。

大阪府・市は、残りの部分(将来開発地区)において、万博会場(160ha)およびカジノを含む統合型リゾート(IR)に活用する新たな方針を打ち出した。

従前、夢洲の埋め立て完了予定は2032年度以降であったが、新たな活用方針のもとでは、埋め立て工事を2022年度までに完成させ、2023年度、2024年度で土木、建築、供給処理を進める必要がある。
追加費用(約200億円)は、この前倒しに関わるもの。

夢洲の交通アクセスについては、府が検討している市営地下鉄中央線の延伸(コスモスクエア駅から夢洲)の場合、車両を増やす費用などに100~310億円、橋の拡幅など道路整備に40億円超が必要となる見込み。

大阪府・市は今後、費用の分担などの調整を始める見通し。国、大阪府市、そして、IR誘致が実現する前提ではカジノを含む統合型リゾート(IR)事業者が負担することになる。

今後の万博、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致、開発スケジュール、そして、費用負担がどのように進むか注目される。、

ちなみに、5月26日に大阪市経済戦略局が公表した「夢洲における国際観光拠点形成に向けた民間事業者からの事業アイデアを募集」においては、IR関連事業者などに対して、今後開発が可能となる最大約200haを対象とした開発コンセプト、内容(導入機能・施設など)、範囲、スケジュール、インフラ関係、投資・収支計画などを求めた。