ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

任天堂(株)【7974】の掲示板 2016/07/14

【其の一】〜〔アングル〕ポケモンGO、「一大集客ツール」に化ける可能性〜 [14日 ロイター]
- スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」は、アプリストアにおいて世界最速で1位となる人気ぶりだが、業界関係者によると、小規模ビジネスの集客に特化した若いIT企業に対抗し、最終的には大手ブランドのマーケティングを担うことになるかもしれない。

任天堂<7974.T>が開発したポケモンGOはスマホの位置情報を活用し、現実世界を舞台にポケモンを捕まえたりするゲームで、デイリーアクティブユーザー数は、短文投稿サイト、ツイッター<TWTR.N>のそれを超え、同ゲームはすでに地域のレストランやカフェ、小売店舗が新規顧客を呼び込むのに寄与している。

ニューヨーク州ロングアイランドにあるピザ屋は、ポケモンのキャラクターを店に引きつける機能を起動させることで、売り上げが週末にかけて75%も急増。ニューヨーク・ポスト紙によると、同店のマネジャーはポケモンのキャラクター10個以上を引きつけるのに10ドル支払ったという。

このような即効性は、過去数年間、小規模事業者のオンラインマーケティングに革命をもたらした共同購入クーポンサイト運営の米グルーポン<GPRN.O>やリビングソーシャル、位置情報に基づくモバイル交流サイト(SNS)サービスなどを手掛けるフォースクエアや他の比較的新しい企業にとって、潜在的脅威となっている。

ポケモンGO人気爆発の原因は、20年前にデビューしたゲームソフトへのノスタルジアと、できるだけ多くのキャラクターを獲得して称賛を得たいプレーヤーの存在にあるようだ。

「1980─90年代生まれの人はポケモンと共に育った。親しみやすく、安心感があることから、わずか数日で何百万人もの人が利用するようになった」と、ニューヨーク市の広告制作会社「Reason2Be」のマネジングディレクター、ジェレマイア・ローゼン氏は指摘。 「マクドナルドやホームデポといった米ブランドも参入している」と述べた。

テク系情報サイト「ギズモード」が13日伝えたところによると、オーストラリアの学生が、スポンサーシップ制度を示すポケモンGOのコードを解読し、マクドナルド<MCD.N>の名を挙げた。マクドナルドはこの件についてコメントを差し控えている。