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(株)ナイスクラップ【7598】の掲示板 2015/04/08〜

>>592

only_yasterdayの「”中・長期株式投資”講座」

         【永久保存版】

ーサンバイオ株に見る【回転日数】と【ダイバージェンス】⑩ー

      ー MACDの最適 パラメーター ー

無料で見られるMACD表示は楽天証券、SBI証券共に可能だが、内容
的にはSBI証券の方に分があるので以下のように検索されたし。

①SBI証券HP
②「最初の画面の銘柄を探す」欄の「銘柄/コード」欄に銘柄コード
 を記入 (今回の銘柄はサンバイオなので4592)
③右側チャート欄の下方の「詳細チャートへ」をクリック
④チャートの下段がMACDが表示されているか確認する。表示がない
 ときは、下方にあるテクニカル欄の「下段」をクリックし、MACD
 をクリックし表示する。

表示されているチャートは「6ヶ月」と思われるが、上段のローソク足
チャートは12/4高値9880円から1/21高値12730円にラインを引くと
右肩上がり。同じ期間のMACDを見るとローソク足とは逆の右肩下がり。
コレ、典型的な「ダイバージェンス現象」で下落を暗示。
結果は御覧の通り。

表示されている「6ヶ月」を「1年」に切り替えるとより鮮明になる。

又、下方の移動平均線の期間は「5日、25日、50日」になっているか確
認のこと。この50日線はつい数年前までは見向きもされなかった数値だ
が、本来のMACD教本からすれば極めて重要な数値でもある。

余談だが、MACDについて2005~2006年ころはネットでも調べるのに
苦労したが、今は腐るほどあり、一家言ある御仁が言いたい放題。
しかし本来の理論からは脱線の連続。ヒドイ話だ。^^

このことは又別の機会にお話したい。

  • >>593

    >このことは又別の機会にお話したい。

    というのは、あくまでも50日線についての話です。

    さて、本文の続きです。

  • >>593

    only_yasterdayの「”中・長期株式投資”講座」

             【永久保存版】

    ーサンバイオ株に見る【回転日数】と【ダイバージェンス】⑪ー

     <1990年「”MACD”と”テンバガー10倍株”」日本デビュー>

    1990年(平成2年)という年は日本の株式市場にとっては記念す
    べき年である。この年に「テンバガー・10倍株」ということばと
    「MACD」ということばが初めて日本の一般投資家の前に披露さ
    れたからである。

    「テンバガー・10倍株」という言葉を日本で初めて紹介したのが
    三原淳雄氏。1989年全米でベストセラーになったピーターリンチ
    氏の「ONE UP ON WALL STREET」。 意味はゴルフのマッチプ
    レーで最終ホールで勝つということであり、勝つためには相手の心
    理状態を読む必要があるなど、マッチプレーを株式投資にたとえた
    意味の深いタイトルであると述べている。
    (この本は正確には土屋安衛氏との共同訳)

    この日本語訳が「ピーターリンチの株で勝つ」でこの中で本邦初の
    ”テンバガー・10倍株”が披露されるのである。
                     1990年5月31日初版発行

    これ以降この本を読み、大いなるヒントを得て億万長者になった投
    資家は数知れず。まあ、日本の株式市場にとってはバブルがピーク
    アウトした最初の年で散々な目にあうことになるのだが、この本の
    手本どおりに実行した投資家にとっては「干天の慈雨」ともいうべ
    きスグレ本だった。

    この1990年に同時に日本デビューしたのがジェラルド・アペル 氏
    考案によるMACD。
     ジェラルド・アペル氏の著書「アペル流テクニカル売買のコツ」
    (2006年6月3日発行)には、以下のように記されている。

    ”1990年の初め、私は名誉にも日本の株式や商品のプロのトレーダー
    たちに招待されて、東京でテクニカル分析、特に私の開発したテクニ
    カル指標であるMACD(移動平均収束拡散法)について講義を行なっ
    た”

    まあ、考えてみればこの講義でこれ以降の日本におけるMACDの解釈
    が右往左往することになるのだが、無論開発者ご本人は知る由もない。
    このことはジェラルド氏の後日談を読めばいかに”日本の投資家が消化
    不良のままMACDを取り入れたのか”の解がある。これでMACDがなぜ
    ”時代の推移とともに解釈に拡がりを見せたのか”も理解できる。

    以下は、消化不良のまま取り入れたであろうMACD講演の後日談である。