タカタ(株)【7312】の掲示板 〜2015/04/28

>>5032

客先がワランテイを負担することはあり得ないでしょうね。
量産まで客先工程監査（QAV）が4回程度あります。全て、工程監査が全てOKで
且つ図面通り生産し、図面の交差に全て入っていても、結果が全てで、ワランテイ
は部品メーカー負担となります。
今、タカタ様が困っているのは、品番が切れないことだと思います。客先もこれを
一番危惧していますので、トレサビリテイが出来ない以上、全てが対象になり、今後
ますます、リコール対象が拡大していきます。
しかし、経営的に一番の問題は、当該機種ではなく、次期モデルだと思います。理由
は、商権が取れても、最低でも10％程度原価があがることです。客先工程監査が厳し
くなり、原材料調達先まで、監査が入り購買系列の見直しを迫られます。
また、商権が取れても、2社手配となり、2〜3年後の事業に負の影響が出てきます。
非常に厳しい状況ですね。最悪の状況で関係者は毎日徹夜でしょう。
しかし、短期的にみて株はドンドン上がっていくと思われます。不思議なものですね。