ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

ライフネット生命保険(株)【7157】の掲示板 2016/04/19〜2016/06/08

責任準備金を2018年度に5年チルメルから平準純保険料式に変更することで、マイナスと思っている人たちは大きな間違いを犯しているのではないか?

わたしも、3年後に5年チルメルを平準にすることで、3年後の決算は大きなマイナスになると思っていた。
しかし、実は全然たいしたことないのではないか?
(計算間違ってるかもしれないが)

ディスクロージャー誌から逆算すると、下記のようになる。
2014/3 平準純保険料式での必要責任準備金  95.92億円
積み立て不足額  33.52億円
2015/3 平準純保険料式での必要責任準備金  126.98億円
    積み立て不足額  28.92億円
2016/3 平準純保険料式での必要責任準備金  158億円
    積み立て不足額  23億円

(たいしたことがないと考える理由)
1.積立不足額は1年で5億円ずつ縮小している。この調子だと2018年度の積み立て不足額は13億円くらい。
同時に、10億6千万円の113条費用が不要になるので、差し引きで3億円くらいの負担発生。
2.一方、平準純保険料式での必要責任準備金は毎年32億円ずつ増加している。
一方、ライフネットは、2015年度は責任準備金を37億円計上している。
  つまり、差し引きで5億円負担が減る。

1. と2.を勘案すれば、2018年度にチルメルから平準方式に変更したからと言って影響はない。しかも、2019年度以降は、10億6千万円の113条分の負担が永久になくなる。
つまり、今と同じ契約状況が続けば、責任準備金の負担はチルメル式よりも減る。

もちろん、契約が激増すれば責任準備金も増加するが、その場合は逆に成長性が評価される可能性が高い。

社長の説明時の表情が暗かったので、「何か悪いことが起きる」と投資家に誤解されているのではないか?
実は、今回の変更はプラス材料なのではないか?