双葉電子工業(株)【6986】の掲示板 2015/11/04〜2019/06/18
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>>585
皆さんも知っていらっしゃるように、車には、約3万点以上の部品が使われております。
EV化の波が押し寄せているため、エンジンやミッションといった駆動系の金属部品がごっそりなくなるといわれています。
しかし、そうは言っても、EV化で部品が0になるわけでなく、車の外装や内装は、鉄や樹脂の部品を使う必要があります。また、それぞれ、強度や感触など求められる材質や製造方法が違いますから、どこに何を使い、どこに頼めばいいかといった事は、今まで大手自動車メーカや大手の部品メーカしかできなかったわけです。
それが、この双葉電子の子会社「カブク」は様々な部品をそれぞれ制作できるネットワークを持つ為、比較的規模が小さい会社でもこのサービスを使って「プロトタイピング」の作成や「製品の製造」ができるのです。
また、これは、EV車だけではありません。
住宅や家電製品といった分野でも同様です。
つまり、このカブクへ仕事を依頼することで、今まで大手でしかできなかった事を場所を移動せず、実現できることになります。
この3000社以上の工場をネットワークで結ぶという事はこれだけインパクトがある事になるわけです。
このカブクの良いところは、これらの統合作業を 「アウトソーシング」できることで、小さい企業から大手企業の中の「新規事業部の企業」でも活用できるのです。
また、3000社の製造メーカも、営業活動をすることなく、下請け以外の仕事が広がる事になります。
つまり、これは製造業のマッチングサービスにもなるわけです。
3Dデータを媒体や触媒として、広がるこの「カブク」の魅力はここにあるわけです。
お客さんにとっても、ほしい製品がいち早く市場に投入されるため、ユーザの満足度も向上します。
縦社会のみだった日本の製造業において、良い試みだと思います。
ゆうこ 2017年12月12日 11:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171212-00000006-rps-ind
カブク、大学発自動運転ベンチャーと協業…自動運転モビリティの開発を支援