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(株)JVCケンウッド【6632】の掲示板 2016/07/07〜2016/10/26

JVCケンウッド、ドライブレコーダー生産能力3倍に増強−月産3万台に
2016年7月8日 日刊工業新聞
 JVCケンウッドはドライブレコーダーの生産能力を今年度中に現状比3倍の月3万台規模に引き上げる。市販向けに加え、新たにディーラーオプション(DOP)向け製品の生産を始めるため。ドライバーの安全志向の高まりで市場が拡大する中、高性能カメラや運転支援システム(ADAS)機能の採用など高付加価値品を展開する強みを生かし、需要を着実に取り込む。2017年度に15年度比6倍の約60万台の販売を目指す。
 ドライブレコーダーを生産するタイ工場に生産ラインを新設する。16年度の設備投資費の一部を使う。協力工場も活用。同社はこれまでカー用品店で販売する市販向けをメーンに展開してきたが、新たに完成車メーカーから受注を獲得し、DOP向け製品の生産を下期にも始める。このため増産投資し安定した供給体制を整える必要があると判断した。
 ドライブレコーダー市場は拡大している。GfKジャパン(東京都中野区)の調査によると、15年のドライブレコーダーの国内販売台数は前年比42%増の61万台で、平均販売単価は同21%上昇の1万3700円。参入するメーカーも多く、メーカー数は同1・3倍となる60社超になるなど競争が激化している。
 同社製はビデオカメラ製造などで培った技術を応用し、高精細な画像を撮影できるカメラやADAS機能などを搭載しているのが特徴。
 高付加価値品に特化した製品展開がドライバーから受け入れられ、15年度は市販向けドライブレコーダーで約10万台を販売するなど販売が好調に推移している。先月からは、日本などに加え米国でも販売を始めた。
 3月には最新モデルとなる、フルハイビジョンを超える3メガピクセルの高解像度録画が可能なADAS機能付きドライブレコーダーを発売した。
ttps://www.nikkan.co.jp/articles/view/00392045?isReadConfirmed=true