住友金属鉱山(株)【5713】の掲示板 2018/02/09〜2018/04/30

〔ＮＹ金〕続落（２６日）

　【ニューヨーク時事】２６日のニューヨーク商品取引所（ＣＯＭＥＸ）の金塊先物相場は、ドル買い・ユーロ売りの進行を受けた割高感に圧迫され、続落した。中心限月６月物の清算値は前日比４．９０ドル（０．３７％）安の１オンス＝１３１７．９０ドル。
　金塊相場は前日、清算値ベースで約１カ月ぶりの安値を付けた反動で買い戻され、朝方にかけて小高い水準で推移。長期金利の指標である１０年物米国債利回りが節目の３％を割り込み、ドルがユーロに対して一時軟化したこともドル建てで取引される金塊の割安感につながった。
　しかし、ドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁がこの日の定例理事会後の会見で、ユーロ圏の景気について「やや落ち着きが見られる」と指摘。資産購入プログラムの継続についても判断を持ち越したため、ドルの対ユーロ相場はあと反転上昇した。また、朝方に発表された米耐久財受注と米週間新規失業保険申請件数がともに市場予想に比べて良好な内容となったことも金塊にとっては弱材料となり、金塊相場は午前の段階でマイナス圏に転落。６月物は一時１３１６．２０ドルまで売られた。
　金塊現物相場は午後１時３２分現在、４．８８５ドル安の１３１７．５７５ドル。

(2018年04月27日 03:08)