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ENEOSホールディングス(株)【5020】の掲示板 2021/10/20〜2021/11/01

地質年代のスケールで見ると、現在のCO2濃度は非常に低くなっている。
二酸化炭素濃度が低下すれば、生物圏を維持するための必須の植物の生育にはマイナスである。
今、我々が使用している化石燃料の元になっているのは、二酸化炭素濃度が今よりもずっと高かった時代に旺盛に繁茂していた植物である。
これを人為的に放出していることで、寒冷化をある程度抑制できているという考え方もできないわけではない。
そもそも、二酸化炭素濃度がこれ以上に低下した場合、植物の生育にはどの程度の影響があるのだろうか?
ワシが思うに、問題なのは二酸化炭素の人為的な排出増よりも、
人口増と経済成長に伴う生産拡大のための森林破壊の方だと思う。
生物圏の維持の基層となっている植物の生育環境の維持のために二酸化炭素濃度の現状維持と上昇、
そして森林破壊を止めて植物の生育環境を維持するということが人類の今後の生存にとって大事なことではなかろうか。
二酸化炭素を目の敵にする風潮が全世界に拡大しているが、
問題はむしろ「二酸化炭素を必要とする植物の生存圏が人間活動によって狭まっていること」だとワシは考えておる。
都合が悪いことから目を逸らすために、さほど問題にもならない程度の二酸化炭素排出量を悪者に仕立て上げる目的は、
過剰生産と過剰消費による拡大経済を正当化するため、とワシは睨んでおる。黒幕になっているのは御馴染みの国際金融資本だろう。新エネでOKという風潮は非常に危険だ。
化石燃料消費による二酸化炭素排出増よりも、森林そのものの破壊の方が真の問題であろう。
新エネのための生産、新エネを利用する工業製品、EVも当然含まれる、その生産のためにどれだけの森林破壊が行われているのか、問題はまさにそこである。
そこから目を逸らしているのが今の世界の現状であり、ワシはICPPに対しては大きな懐疑をもっておる。