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(株)リプロセル【4978】の掲示板 2021/02/24〜2021/03/01

ALSはその発症メカニズムの詳細が知られていなかったことから、治療薬の開発が非常に難しかった。
そんな状況にあったのを、京大iPS細胞研究所の井上治久教授らの研究グループがiPS細胞から健康な人の神経細胞とALS患者の神経細胞を見分けることを”AI技術“を用いることで、97%の精度で見分けることに成功したことは、ALS治療薬の開発促進に繋がると期待されるようになりました。
一方、リプロセルはすでに中枢神経系疾患及び損傷を治療するために幹細胞製品の開発を行っている米国のQセラ社との共同で、iPS細胞からグリア前駆細胞(iGRP)を作製し、臨床応用を目指す研究開発に着手していました。
リプロセルの強みとするiPS細胞の技術と組み合わせることで同細胞由来のグリア細胞を製造することが出来ているので、そのiGRPをALS治療に用いる治験を2023年に行う計画にあることを2021年2月11日の日経新聞に掲載されました。
ということは、京大iPS細胞研究所が開発したAI技術でALS患者の神経細胞を見分けることが出来たことで、iGRPによる臨床試験ではALS患者での治験効果の評価がより分かりやすくなったのではないでしょうか❕