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(株)田中化学研究所【4080】の掲示板 2015/10/07

田中ーーーーーーーー会社案内ーーーーーーーー!!!


継続企業の前提に関する注記とは 【株式用語解説】

兜:
倒産のリスクなどで「継続企業の前提」に黄信号が付くと、それを決算短信や有価証券報告書で開示しないといけないルールが、2003年3月期決算から導入されたんだ。

倒産のリスクに関する注意書きは、決算短信に「継続企業の前提に関する注記」または「継続企業の前提に関する重要な疑義」というタイトルで掲載されることが多い。

つまり、「継続企業の前提に関する注記 = 継続企業の前提に関する重要な疑義 = 倒産のリスクに関する説明文」ということになる。

祐作:
なるほど。では、どんな風に経営が悪化すると、「継続企業の前提に関する注記」を決算短信に書く必要が出てくるんですか?

兜:
一例としては、下記のようなものがあるよ。

売上高の著しい減少
継続的な営業損失の発生又は営業キャッシュ・フローのマイナス
重要な営業損失、経常損失又は当期純損失の計上
重要なマイナスの営業キャッシュ・フローの計上
債務超過

上場企業の経営者は、自分の会社が1年以内に破綻するリスクが極めて高いと判断したら、
決算書の「継続企業の前提に関する注記」で倒産リスクの中身と対応策を明記しなくてはいけないんだ。

祐作:
ということは、決算書で「継続企業の前提に関する注記」を書いている企業は経営が危ないということですか?

兜:
経営が危険な会社は多いね。しかし、注記が付いた全ての会社が倒産するわけではないよ。例えば、大幅なリストラを実施した結果、ある期間に多額な損失を計上し、「継続企業の前提に関する注記」が付いたけど、翌年には経営計達成して、注記が消えるようなケースが僅かにある。

「継続企業の前提に関する注記」が付いている企業への投資はハイリスクと言わざるをえないけどね。
あと、「継続企業の前提」のことを英語でゴーイングコンサーン(going concern)というから覚えておくといい。

(株)田中化学研究所【4080】 田中ーーーーーーーー会社案内ーーーーーーーー!!!   継続企業の前提に関する注記とは 【株式用語解説】  兜: 倒産のリスクなどで「継続企業の前提」に黄信号が付くと、それを決算短信や有価証券報告書で開示しないといけないルールが、2003年3月期決算から導入されたんだ。  倒産のリスクに関する注意書きは、決算短信に「継続企業の前提に関する注記」または「継続企業の前提に関する重要な疑義」というタイトルで掲載されることが多い。  つまり、「継続企業の前提に関する注記 = 継続企業の前提に関する重要な疑義 = 倒産のリスクに関する説明文」ということになる。  祐作: なるほど。では、どんな風に経営が悪化すると、「継続企業の前提に関する注記」を決算短信に書く必要が出てくるんですか?  兜: 一例としては、下記のようなものがあるよ。  売上高の著しい減少 継続的な営業損失の発生又は営業キャッシュ・フローのマイナス 重要な営業損失、経常損失又は当期純損失の計上 重要なマイナスの営業キャッシュ・フローの計上 債務超過  上場企業の経営者は、自分の会社が1年以内に破綻するリスクが極めて高いと判断したら、 決算書の「継続企業の前提に関する注記」で倒産リスクの中身と対応策を明記しなくてはいけないんだ。   祐作: ということは、決算書で「継続企業の前提に関する注記」を書いている企業は経営が危ないということですか?  兜: 経営が危険な会社は多いね。しかし、注記が付いた全ての会社が倒産するわけではないよ。例えば、大幅なリストラを実施した結果、ある期間に多額な損失を計上し、「継続企業の前提に関する注記」が付いたけど、翌年には経営計達成して、注記が消えるようなケースが僅かにある。  「継続企業の前提に関する注記」が付いている企業への投資はハイリスクと言わざるをえないけどね。 あと、「継続企業の前提」のことを英語でゴーイングコンサーン(going concern)というから覚えておくといい。