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>>644

S高するんじゃね?
時価総額的に

 日本カーバイド工業(4064)は「再帰反射シート」と呼ばれ、暗がりでヘッドライトの光を照らし返す交通標識や、自動車のナンバープレートなどに使われる反射材を得意とする。この技術を応用した「空中ディスプレー用リフレクター」がコロナ後の世界で飛躍する可能性を秘める。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的規模での流行)をきっかけに、生活の中で人や物に直接触るシーンを減らす「非接触」の概念が重視されるようになった。キャッシュレス決済やオンライン接客のほか、入力に使うタッチパネルを仮想化する試みが活発化している。

 空中ディスプレー用リフレクターは、操作可能なタッチパネルを空中に結像させる。利用者はこれまでのように、不特定多数の人が使う券売機やATM(現金自動預払機)の画面に触れる必要がなくなる。このシステムが普及すれば、同社の反射材の需要拡大が期待される。

 カーバイドのPBRは解散価値の半分を下回る0.4倍台。今3月期の連結営業利益の予想は12億円(前期比53%減)と厳しいものの、下期の巻き返しが見込まれる。また10月には、同社の反射材を採用し、日立製作所(6501)とオムロン(6645)の合弁会社が開発した病院向け新製品の投入が控える。