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(株)レゾナック・ホールディングス【4004】の掲示板 2019/01/11〜2019/02/08

新中期経営計画発表後にノンホルダーとなってしまったが、昭和電工は買うべきか迷っています。

中期経営計画を見れば、とても素晴らしい個性派企業戦略が期待されていますが唯一下図のページだけが納得
出来ません。
3ヵ年中期経営計画として、売上高1.4倍、当期純利益2倍は評価されると思いますが、総投資4千億円を
投じて、成長するのは黒鉛電極の売上9,500億円、営業利益3,250億円だけで他のセグメント営業利益
が改善されないのは信じられません。

しかも、下記の質疑応答を見ると黒鉛電極の成長も疑われますが、不安解消となる反論をお願い致します。

【無機セグメント】
(⿊鉛電極)
Q 無機の新中計での営業利益率は 33%程度と⾜元の同50%より低いレベルとなっている。電極需給の考え⽅は。
A 来上期の⿊鉛電極の販売契約交渉はほぼ完了し、今年下期よりも上昇する。来年の無機セグメントは増収増益を
 想定。中計期間の需給はタイトな状況が続くと⾒ているが、原料 NC の価格上昇をどう⾒るかは様々な考え⽅が
 あり、新中計の前提は保守的な数値を⼊れている。

Q 中国の増産によって電極需給が緩和することはあるか。
A 中国での電極需要は旺盛。電炉鋼の⽣産⽐率が上がり⽣産量は増加する。⽶国も鉄鋼⽣産は好調で、電炉鋼⽐率
 が 7割と⾼く、減速感はない。需要増の状況に対し、電極の増産がどの程度になるか。UHP ⽣産には⽯油系 NC
 が必要だが、需給タイトな状況。

Q 収益安定化施策としてフォーミュラ制を導⼊しないのか。
A フォーミュラ化できれば良いと思っているが、需給がかなり逼迫している状況で電極・原料 NC ともに市況が
 上昇中である。お客様は数量確保が最優先事項で、フォーミュラ制の導⼊には暫く時間がかかると⾒ている。

Q ⿊鉛電極事業の維持投資について、どう⾒ているか。
A 昭和電⼯カーボン・ホールディング社統合後に買収した各拠点の設備は、⻑期間投資を控えてきたため新中計
 期間中に設備の維持更新投資を⾏う。当社の公称能⼒は 25 万 t だが、設備⼯事による⼀部停⽌を含めると
 各年度でフル稼働をやや下回る⽣産となる⾒込みである。

(株)レゾナック・ホールディングス【4004】 新中期経営計画発表後にノンホルダーとなってしまったが、昭和電工は買うべきか迷っています。  中期経営計画を見れば、とても素晴らしい個性派企業戦略が期待されていますが唯一下図のページだけが納得 出来ません。 3ヵ年中期経営計画として、売上高1.4倍、当期純利益2倍は評価されると思いますが、総投資4千億円を 投じて、成長するのは黒鉛電極の売上9,500億円、営業利益3,250億円だけで他のセグメント営業利益 が改善されないのは信じられません。  しかも、下記の質疑応答を見ると黒鉛電極の成長も疑われますが、不安解消となる反論をお願い致します。  【無機セグメント】 (⿊鉛電極) Q 無機の新中計での営業利益率は 33%程度と⾜元の同50%より低いレベルとなっている。電極需給の考え⽅は。 A 来上期の⿊鉛電極の販売契約交渉はほぼ完了し、今年下期よりも上昇する。来年の無機セグメントは増収増益を  想定。中計期間の需給はタイトな状況が続くと⾒ているが、原料 NC の価格上昇をどう⾒るかは様々な考え⽅が  あり、新中計の前提は保守的な数値を⼊れている。  Q 中国の増産によって電極需給が緩和することはあるか。 A 中国での電極需要は旺盛。電炉鋼の⽣産⽐率が上がり⽣産量は増加する。⽶国も鉄鋼⽣産は好調で、電炉鋼⽐率  が 7割と⾼く、減速感はない。需要増の状況に対し、電極の増産がどの程度になるか。UHP ⽣産には⽯油系 NC  が必要だが、需給タイトな状況。  Q 収益安定化施策としてフォーミュラ制を導⼊しないのか。 A フォーミュラ化できれば良いと思っているが、需給がかなり逼迫している状況で電極・原料 NC ともに市況が  上昇中である。お客様は数量確保が最優先事項で、フォーミュラ制の導⼊には暫く時間がかかると⾒ている。  Q ⿊鉛電極事業の維持投資について、どう⾒ているか。 A 昭和電⼯カーボン・ホールディング社統合後に買収した各拠点の設備は、⻑期間投資を控えてきたため新中計  期間中に設備の維持更新投資を⾏う。当社の公称能⼒は 25 万 t だが、設備⼯事による⼀部停⽌を含めると  各年度でフル稼働をやや下回る⽣産となる⾒込みである。

  • >>125

    QAを列挙しただけでは何を不安視されているのか理解することが困難ですが、中国の増産ですか?

    MIRUか何かの記事に、中国製のUHPは品質が低いから先進国製のUHPと比較して消耗速度が3倍以上になるので、先進国の黒鉛電極との間に価格の開きが生じても十分な経済的合理性があると解説されてたように記憶してます。
    品質の差はニードルコークスのサプライチェーンにも起因する社会構造的問題なので、そうそう簡単に中国勢が品質を向上させることは難しいようです。
    しかもニードルコークスは原油の副産物であるので、高品質ニードルコークスを生産している既存の大手メーカーは全く増産の計画は無いようです。

    それに消耗速度に3倍の開きがあるということは、電炉鋼の炭素含有量に差異が生じるということなので、先進国の電炉メーカーの立場としては、経済性のみならず品質面から先進国製黒鉛電極を中国製に置き換えることはできないんじゃないでしょうかね?
    最近のニュースとしては、原子力の圧力容器の炭素含有量の改竄問題が大きい問題になっていたのが印象深いです。
    試しに東京製鐵のIRに確認してみましたが、品質面からUHPについては中国製の使用は難しいと回答されました。

    中国製の増産が先進国の電極価格に影響を及ぼしていない状況証拠としては、2018年の夏頃からの中国国内市況の下落と日本の輸入価格の下落に反して、国内市況と日本の輸出価格は上昇を継続していることが挙げられるのでは無いでしょうか?