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(株)ユビキタスAI【3858】の掲示板 2017/09/26〜2017/10/08

 ホテルや養鶏場などは時間や季節で電力使用量に差が無い。一方、夜間や夏休み時期には電力をほとんど使わない学校など、使用量の変動が大きい施設もある。施設ごとに電力使用状況のトレンドと、電力調達価格の動向などを加味しながら顧客に料金提示できる。「電力大手と料金差がほとんどなかった物件でも5%安く提示できる場合もある」(城口会長)
 新サービスの料金は月額50万円から。2018年までに新電力20社への導入を目指す。
 電力小売りが全面自由化して1年半たち、新電力の電力シェア(契約数ベース)は、法人など高圧が2割、家庭など低圧が7%をそれぞれ超えた。だが電力大手も巻き返しを強めており、同じ電力大手内で契約プランを切り替えるだけの電力顧客も多い。新電力がさらに成長するには、データを駆使した魅力的な小売りメニューの提案が欠かせない。
 金融とITを融合した取り組み「フィンテック」が金融市場のトレンドとなっている。ビッグデータや人工知能(AI)を活用する動きはエネルギー分野にも及ぶとされる。NECや日本IBMなどIT大手もエネルギー業界向けにデータ解析サービスの強化に動いている。
(榊原健)