(株)ラック【3857】の掲示板 2015/06/21〜2015/06/24

ビックリIR ☆☆☆

セキュリティといっても様々なレベルのセキュリティがありますが、そのなかで、当社のセキュリティ事業の特徴は、手間をかけている点にあります。　たとえば、当社では「サイバー119サービス」というサービスを提供しています。これはセキュリティに係るお客様の緊急事態に際し、サーバ救急センターが、これまでの多数の事件・事故への対応実績・ノウハウを活かして、迅速にお客様をご支援するサービスであり、警察・消防・救急に似ています。そうした手間がかかるサービスをお客様に提供することが、当社の付加価値となっています。　そのようななか、2015年3月期は、セキュリティソリューションサービス事業（SSS事業）については、企業のセキュリティに対する需要を取り込み堅調に推移しました。一方、システムインテグレーションサービス事業（SIS事業）については、ハードウェア販売の減少はあったものの、開発サービスでのシステム開発の引き合いが引き続き強く堅調に推移しました。その結果、2015年3月期の業績は、売上高328.5億円（前期比0.7%減）、営業利益23.2億円（同10.9%増）の減収増益となりました。2016年3月期の見通し　2016年3月期については、引き続き、セキュリティならびにシステム開発が堅調に推移するものとみています。そのなかでもいくつか注力分野があります。　まず、SSS事業における注力分野の一つが、2015年3月に子会社化したネットエージェント株式会社との協業です。ネットエージェント社は、自社でプロダクトを開発しており、同社との協業によってラックブランドのプロダクトの強化を図ります。　SIS事業における、注力分野の一つがAPM（アプリケーションパフォーマンスマネジメント）です。APMとは、サーバ等で動作しているプログラムがどれだけ仕事をしているかを可視化する仕組みであり、サーバ上の無駄な資源をつかっているかどうか把握することができます。こうした製品を皮切りに、お客様のシステムのパフォーマンス改善をお手伝いします。