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(株)コロプラ【3668】の掲示板 2019/06/22〜2019/06/24


コロプラ、位置情報データで沖縄の地域振興・観光支援へ 琉球大学、沖縄セルラー、OTSサービスなどと協力
2019年06月23日 19時11分更新


コロプラ<3668>は、 国立大学法人琉球大学工学部附属地域創生研究センター、 OTSサービス経営研究所、 沖縄セルラー電話、 沖縄セルラーアグリ&マルシェと、 沖縄の地域振興・観光支援を目的とした業務協力協定を6月1日に締結したと発表した。

沖縄の観光分野で知見やノウハウを持つ五者が集まり、 IoT・ICT技術の活用を推し進めることで、 沖縄の各自治体が抱える地域課題の解決支援を目指すという。

沖縄ではインバウンドの拡大を背景に、 2018年度の入域観光客数が約1,000万人を超えた。 今後も観光客の受入促進が求められる一方で、 観光地における混雑・交通渋滞、 自然環境への影響など多くの問題が顕在化し、 各自治体は対応を迫られている。

このような、 経済発展と社会的課題の解決の両立を実現すべく、 内閣府は新たな社会の在り方としてIoT・ロボット・AI等の先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れる「Society 5.0」を提唱している。 同時に、 各自治体の政策立案において、 憶測や感覚で判断するのではなく、 エビデンスに基づいた意思決定をすること(EBPM:エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング)が重視されてきているという。

これらを受けて、 本協定では沖縄の観光分野で知見やノウハウを持つ五者が集まり、 IoT・ICT技術を活用したSociety 5.0時代を見据える観光モデルの創造に取り組んでいくとのこと。

具体的には、 携帯電話のGPSデータ、 Wi-FiやBluetooth等の取得データ、 カープローブデータといった人の移動に関わるビックデータを分析し、 地域課題や特徴を可視化、 効果的な課題解決策を各自治体に提案していく予定。

また、 観光客に対しては、 分析の過程で得られたデータをもとに、 旅マエ・旅ナカ・旅アトという時間軸に適した情報提供を行うことで、 観光の質的向上に貢献する。