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(株)ディジタルメディアプロフェッショナル【3652】の掲示板 2019/05/07〜2019/05/13

>>384

現在、強化を図ろうとしている分野は以下の3点

低速度領域における自動・自律運転システムの開発
ロボティクス技術を活用した農業領域などにおける省力化・自動化システムの開発
モビリティ製品全般に向けての先進安全運転支援システムの開発
ヤマハ発動機では、これらの分野のどれかに対し、2021年には協業の成果物を製品化したいとしている。それを踏まえると、DMPは組込機器向け低消費電力GPU IPや、XilinxやIntel(旧Altra)のFPGAベースのAIモジュールなどを提供しているが、第1弾製品では専用のASICではなく、FPGAにAIアルゴリズムを搭載した形での提供となる可能性が高そうであるが、「数が相応に出ることが分かれば、ASICを作る可能性もなくはない」(DMP代表取締役社長 CEOの山本達夫氏)ともしており、製品と市場の需要次第で、柔軟な対応を図っていくつもりとしている。 なお、低速度領域における自動・自律運転システムとしてはヤマハ発動機の主軸である二輪車のほか、ボートなどの船舶も範疇に入ってくるほか、農業領域などにおける省力化・自動化システムにはドローンや無人ヘリ、ニュージーランドの企業に出資したり、NVIDIAと協業して進めている農業用UGV(無人地上車両)などが含まれており、ドローンやUGVといった分野はAIの活用が進んでいることから、そうしたあたりが第1弾製品として選ばれる可能性が高そうである。


ヤマハ発動機協業によるAI適用製品を搭載する事業分野のイメージ。すでにAI化が進んでいる分野では、より高度なことを実現するために、まだそれほどAI化が進んでいない分野では他社に先んじて高い付加価値の製品を提供するために、今回の提携が決定された